特許
J-GLOBAL ID:200903097655220606

多孔質炭酸カルシウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006083
公開番号(公開出願番号):特開平8-198623
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】高純度で、優れた吸油性・吸水性を有する炭酸カルシウムを提供することを主な目的とする。【構成】 (i)水酸化カルシウム水懸濁液に炭酸ガス濃度15容量%以上の炭酸ガス含有気体を水酸化カルシウム1kg当たり25リットル/分以上で吹き込み、炭酸化率60〜90%まで炭酸化反応を行う第一炭酸化工程、(ii)第一炭酸化工程終了後の水懸濁液に、水酸化カルシウム水懸濁液を加えて、炭酸ガス濃度10容量%以上の炭酸ガス含有気体を水酸化カルシウム1kg当たり15リットル/分以上で吹き込み、炭酸化率70〜90%まで炭酸化反応を行う第二炭酸化工程、及び(iii)第二炭酸化工程終了後に、さらに第二炭酸化工程と同じ炭酸化工程を1回以上繰り返し、次いで当該炭酸化工程終了後の水懸濁液に、水酸化カルシウム水懸濁液を加えて、炭酸ガス濃度10容量%以上の炭酸ガス含有気体を水酸化カルシウム1kg当たり15リットル/分以上で吹き込み、pH6.5〜7.5となるまで炭酸化反応を行う最終炭酸化工程を包含することを特徴とする多孔質炭酸カルシウムの製造方法。
請求項(抜粋):
(i)水酸化カルシウム水懸濁液に炭酸ガス濃度15容量%以上の炭酸ガス含有気体を水酸化カルシウム1kg当たり25リットル/分以上で吹き込み、炭酸化率60〜90%まで炭酸化反応を行う第一炭酸化工程、(ii)第一炭酸化工程終了後の水懸濁液に、水酸化カルシウム水懸濁液を加えて、炭酸ガス濃度10容量%以上の炭酸ガス含有気体を水酸化カルシウム1kg当たり15リットル/分以上で吹き込み、炭酸化率70〜90%まで炭酸化反応を行う第二炭酸化工程、及び(iii)第二炭酸化工程終了後に、さらに第二炭酸化工程と同じ炭酸化工程を1回以上繰り返し、次いで当該炭酸化工程終了後の水懸濁液に、水酸化カルシウム水懸濁液を加えて、炭酸ガス濃度10容量%以上の炭酸ガス含有気体を水酸化カルシウム1kg当たり15リットル/分以上で吹き込み、pH6.5〜7.5となるまで炭酸化反応を行う最終炭酸化工程を包含することを特徴とする多孔質炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (4件):
C01F 11/18 ,  A23L 1/304 ,  C08K 3/26 KAF ,  C08K 7/22 KCL

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