特許
J-GLOBAL ID:200903097657985758

マルチメディア再生システムにおけるデータ転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029020
公開番号(公開出願番号):特開平11-215193
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 ネットワークを介して受信したマルチメディアデータを、シナリオに従って、途切れることなく安定に再生する。【解決手段】 マルチメディアデータを蓄積したマルチメディアサーバ101〜104に、ネットワークを介してメディアデータを受信するデータ転送装置111を接続する。データ転送装置111とマルチメディア再生表示端末121を高速なLANで接続する。データ転送装置111は、ネットワークのトラフィックや経路情報、時刻情報、シナリオを利用して、受信時点でのメディアデータの伝送速度を算出し、再生に必要なメディアデータを先行して受信し、バッファ141上に蓄積する。マルチメディアデータ再生端末121上のメディアプレーヤ181〜184は、データ転送装置111のバッファ141上に準備されたメディアデータを取得して再生表示する。再生時に必要なメディアデータが常にアクセス可能な状態になるので、マルチメディア再生表示端末121では、再生に必要なデータを安定して取得することができ、途切れることのない再生が実現できる。
請求項(抜粋):
動画、音声、静止画、テキストなどの各種メディアで構成され時間軸を持ったマルチメディアデータを蓄積してネットワーク上に送出するマルチメディアサーバと、メディアデータをネットワークを介して受信するとともにメディアデータの属性情報や再生順序などを記述したシナリオに従ってリアルタイムに再生表示するメディアプレーヤを備えたマルチメディア再生表示端末との間に設けられたマルチメディア再生システム用データ転送装置において、一定量のメディアデータを保持できるバッファと、前記マルチメディアサーバや前記メディアプレーヤとのネットワークを介した通信を行なう通信手段と、シナリオを解析して受信すべきメディアデータを決定するシナリオ解析手段と、前記マルチメディアサーバとのネットワークにおける通信の伝送速度と時刻を定期的に取得して伝送速度統計情報として保持する伝送速度統計手段と、前記伝送速度統計手段を制御して前記伝送速度統計情報と現在時刻に基づいて現時点でのネットワークの伝送速度を算出し、前記シナリオ解析手段を制御して前記メディアプレーヤでの再生準備のために前記バッファ内に格納すべきデータ量を求め、前記伝送速度と前記データ量から再生に先行してデータ受信を開始する時刻を決定して前記通信手段によるデータ通信の実行を制御する実行制御手段とを備えたことを特徴とするデータ転送装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04N 7/173
FI (2件):
H04L 11/20 102 A ,  H04N 7/173

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