特許
J-GLOBAL ID:200903097666297104

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-175030
公開番号(公開出願番号):特開平5-018301
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 過渡前後の混合比エラーのうちいずれか小さいほうを、サンプル区間中の混合比エラー最小値が下回るときは、その下回る分を用いて学習書き換え量を求め学習することにより、定常エラーの学習精度への影響を排除しつつ、空燃比の瞬間的なリーンピークをやわらげる。【構成】 サンプリング手段35,36が過渡の学習条件成立と判定されたとき、その最初と最後の混合比エラー算出手段32の出力をそれぞれサンプリングすると、選択手段37がこれら2つのエラーのうちいずれか小さいほうを選択する。この選択された小さいほうのエラーより学習条件成立中の混合比エラー最小値が小さいときそのズレを用いて学習書き換え量を求め学習値更新手段40が学習値を更新する。こうして更新された学習値を用いて過渡時の燃料補正量を、さらには燃料噴射量を算出して、これを吸気管に供給する。
請求項(抜粋):
実際の混合比を検出するセンサと、このセンサ検出値とあらかじめ定めた目標混合比とのズレを混合比エラーとして算出する手段と、運転条件から過渡の学習条件が成立しているかどうかを判定する手段と、過渡の学習条件成立中の前記混合比エラー算出手段の出力からその最大値をサンプリングする手段と、過渡の学習条件成立と判定された最初と最後の前記混合比エラー算出手段の出力を過渡前エラーと過渡後エラーとしてそれぞれサンプリングする手段と、これら2つのエラーのうちいずれか大きいほうを選択する手段と、この選択された大きいほうのエラーより前記混合比エラー最大値が大きいときそのズレをリッチエラーとして算出する手段と、このリッチエラーを用いて学習書き換え量を求めメモリに格納されている学習値を更新する手段と、この更新された学習値を用いて過渡時の燃料補正量を算出する手段と、この補正量を用いて燃料噴射量を算出する手段と、この燃料噴射量を吸気管に供給する装置とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 340

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