特許
J-GLOBAL ID:200903097667511592
車両用エンジンのカバー構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218996
公開番号(公開出願番号):特開平8-082244
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 車両用エンジンのカバー構造において、シリンダーヘッド部からオイルパンへのオイル戻り性を良好にすることにより、オイルのエアー吸い込み等を防止して、エンジンの小型化・軽量化を図る。【構成】 クランクケース4下部のオイルパンからシリンダーヘッド部10内にオイルを送りこのオイルを前記オイルパンに戻すオイル循環構造を有すると共に、マグネトー室内におけるクランクケース4Lの側壁4L1の下端部には連通孔が設けられた車両用エンジンにおいて、マグネトーカバー20の内周壁20a1の下端部には、エンジン側面視で前記連通孔の外形形状と概略重なるように下方に凹んだ凹み部20a2が形成され、凹み部20a2には、マグネトー18のローター部の回転により内周壁20a1を周方向に沿って流れるオイルの流れの経路線を前記連通孔側に傾斜させる傾斜壁面54が形成されている。
請求項(抜粋):
クランクケース下部のオイルパンから、シリンダー部上端に固定したシリンダーヘッド部内にオイルを送り、このオイルを前記オイルパンに戻すオイル循環構造を有すると共に、クランクケースの左右一側の側壁から突出したクランクシャフトの軸端部にマグネトーが設けられ、かつ、該マグネトーを内包するマグネトーカバーが前記クランクケースの側壁に取り付けられてマグネトー室が形成されると共に、前記マグネトー室内における前記クランクケースの側壁の下端部には、前記マグネトー室と前記オイルパンとを連通する連通孔が設けられ、前記シリンダーヘッド部のオイルが前記マグネトー室に導かれ前記連通孔を介して前記オイルパンに戻される車両用エンジンにおいて、前記マグネトーカバーの内周壁の下端部には、前記マグネトーの作動時に前記内周壁を周方向に沿って流れるオイルの流れの経路線を前記連通孔側に傾斜させる傾斜壁面が形成されたことを特徴とする車両用エンジンのカバー構造。
IPC (5件):
F02F 7/00
, F01P 3/20
, F02B 61/02
, F02P 1/08 301
, F16M 1/02
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