特許
J-GLOBAL ID:200903097667576376

レール溶接部の疲労強度改善法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019380
公開番号(公開出願番号):特開平8-206871
出願日: 1995年02月07日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明はレール溶接部の疲労強度改善を図ることを目的とする。【構成】 レール溶接終了後、500°Cを超え1200°C以下の温度範囲にある溶接部を、余盛りままの状態で余盛り部を余盛りが溶接ままの状態の10%〜70%に減少するまで余盛り全体を熱間プレスすることによりレール溶接部の疲労強度改善を図る。【効果】 レール溶接部を熱間加工することにより、溶接部組織にひずみを与え、その後の組織変態で組織を微細化したりあるいは組織変態の起こらない温度では加工硬化させたり、また溶接欠陥を圧着するなどの効果により、レール溶接部の疲労強度を著しく向上させることができる。また、組織微細化により耐脆性破壊性の改善も図ることができる。
請求項(抜粋):
レール溶接終了後、少なくともレール足部表裏側の溶接部を500°Cを超え1200°C以下の温度範囲でかつ余盛りままの状態で、該余盛り高さが溶接ままの高さに対して10〜70%の高さに減少するまでプレスすることを特徴とするレール溶接部の疲労強度改善法。

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