特許
J-GLOBAL ID:200903097670320005

車両の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144657
公開番号(公開出願番号):特開平8-002275
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 車体進路角速度等のパラメータを用いてあらゆる走行状況で車両のコースアウトを適確に防止することを目的とする。【構成】 舵角、車速、推定される前後輪のコーナリングパワにより線形領域の車両運動モデルに基づき車体のヨーレイト、横加速度、車体進路の逸脱状態に応じた車体進路角速度を限界域に拡張して演算する演算手段21と、演算されたヨーレイトとセンサにより検出される実ヨーレイトの偏差、及び演算された横加速度とセンサにより検出される実横加速度の偏差を演算する偏差演算手段22と、これら両偏差により前後輪のコーナリングパワを限界域に拡張して推定するタイヤ特性制御手段23と、舵角と車速により車両運動モデルに基づき高μ路での車両の旋回特性に応じた目標進路角速度を設定する目標進路角速度設定手段24と、車体進路角速度と目標進路角速度の偏差に応じて車両の駆動力を制御する制御手段25を備える。
請求項(抜粋):
舵角、車速、推定される前後輪のコーナリングパワにより線形領域の車両運動モデルに基づき車体のヨーレイト、横加速度、車体進路の逸脱状態に応じた車体進路角速度をタイヤと路面との間が最大摩擦力に近い領域でタイヤ特性を線形近似できない限界域に拡張して演算する演算手段と、演算されたヨーレイトとセンサにより検出される実ヨーレイトの偏差、及び演算された横加速度とセンサにより検出される実横加速度の偏差を演算する偏差演算手段と、これら両偏差により前後輪のコーナリングパワを上記限界域に拡張して推定するタイヤ特性制御手段と、舵角と車速により車両運動モデルに基づき高μ路での車両の旋回特性に応じた目標進路角速度を設定する目標進路角速度設定手段と、上記演算手段により算出された車体進路角速度と目標進路角速度に応じて偏差を演算して車両の駆動力を制御する駆動力制御手段とを備えることを特徴とする車両の駆動力制御装置。
IPC (2件):
B60K 17/348 ,  F02D 29/02 311

前のページに戻る