特許
J-GLOBAL ID:200903097673790290

映像データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190294
公開番号(公開出願番号):特開平10-042294
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 離散コサイン変換(DCT)等のJPEG規格による映像データ圧縮処理において、高圧縮時に発生するブロックノイズを低減する。【解決手段】 入力映像信号を圧縮処理し、これを伸長処理して元の状態に戻すプロセスにおいて、例えば、以下のように処理する。入力アナログ映像信号Viの振幅を減衰器11で例えば1/2等に減衰後、A/D変換部12でディジタル信号化し、その後、データ圧縮部13により所要の圧縮率で圧縮処理する。これにより、映像信号の階調数を制限した状態で圧縮処理が行われ、ブロックノイズを低減する。伸長処理プロセスではデータ伸長部14で入力映像データDiを前記圧縮率に基づき伸長処理後、D/A変換部15でアナログ信号に戻す。同アナログ信号を増幅器16により前記減衰の逆数の利得(増幅比)で増幅する。
請求項(抜粋):
入力アナログ映像信号の振幅を減衰する減衰器と、前記減衰器よりのアナログ映像信号を、前記入力アナログ映像信号をフルレンジのディジタル映像データに変換できるA/D変換部と、前記A/D変換部よりのディジタル映像データを所要の圧縮率で圧縮処理するデータ圧縮部とからなるデータ圧縮処理手段と、前記データ圧縮処理されたディジタル映像データを前記圧縮率に基づき伸長処理するデータ伸長部と、前記データ伸長部よりのディジタル映像データをアナログ映像信号に変換するD/A変換部と、前記D/A変換部よりのアナログ映像信号の振幅を増幅する増幅器とからなるデータ伸長処理手段と、前記データ圧縮処理手段及びデータ伸長処理手段とを制御する制御手段とで構成し、同制御手段が、前記減衰器の減衰比と前記増幅器の増幅比とを相互に逆数の関係で設定するようにしてなることを特徴とする映像データ処理装置。
IPC (2件):
H04N 7/30 ,  H04N 1/41
FI (2件):
H04N 7/133 Z ,  H04N 1/41 B

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