特許
J-GLOBAL ID:200903097693845482

一体型壁内エラストマシールのための圧力機材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104169
公開番号(公開出願番号):特開平6-313494
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 壁を通る導管の周りに一体型環状シールを形成するために使用されるシールブロック組立体のための圧力機材を提供する。【構成】 この組立体は導管の周囲に1つの環になるよう相互に連結される複数のエラストマシールブロック21を包含し、それらシールブロックは導管中心軸と平行にのびる圧力ボルト孔22を有する。該圧力機材はセットになっており、各セットはボルト23、それに螺合するナット35、およびボルト頭部25をレンチがその周縁に接近できる状態で回転自在に着座させるために十分な大きの凹部を有する第1の成形樹脂圧力板59と上記ナットに対応するソケット部71を有し、該ナット35が該ソケット部内に回転しないように着座され、さらにボルト軸部とナットとの係合を可能にするボルト孔を有する第2の成形樹脂板69を包含する。
請求項(抜粋):
導管の周囲に1つの環になるよう相互に連結される複数のエラストマシールブロックを包含し、各シールブロックは導管中心軸と平行にブロックを貫通してのびる少なくとも1つの圧力ボルト孔を有し、そして該シールブロックが軸方向に圧縮されそして半径方向に膨張されて該導管とそれを外側から囲んでいる壁との間にシールが形成される型式のモジュール型環状導管対壁開口の隙間シールを形成するためのシールブロック組立体であって、上記複数のシールブロックを圧縮し膨張させるための複数セットの圧力機材を含むシールブロック組立体の圧力機材において各セットの圧力機材は、ボルト軸部の一端と一体型の所定の寸法と形状の多面ボルト頭部を有し、そしてボルト軸部はその他端からボルト頭部に向かって長手方向にのびるネジ山つき部分を有するボルトと、凹部が上記ボルト頭部より大きく、該ボルト頭部がそのボルト頭部の周縁にレンチが接近できる状態で、その凹部内に着座されそしてボルトが締められるときに金属対金属のすべり接触はまったく生じないようにされ、該ボルト頭部が該凹部から実質的に突出しない十分な深さをもつ1つの該凹部を有する第1の形成樹脂圧力板と、該第1の圧力板がその外側を向いた1つの段の付いた所定の深さと所定の最大横断寸法とを有する内側多面ソケット部分および該内側ソケット部分の最大横断寸法より大きい横断寸法を有する外側ソケット部分を有しており、該内側ソケット部分の外縁に存在する棚が該外側ソケット部分のための環状底面を有するソケット部を有する第2の形成された樹脂圧力板と、内側ソケット部分の中に回転しないように完全に着座し、そして上記ボルト軸部のネジ山つき部分と係合するようネジ切りされた内部開口を有している該内側ソケット部分に対応する予め定められた寸法と形状の多面ナットと、上記外側ソケット部分の底面と係合して応力をボルトとナットから上記第2の圧力板に分配するように該ナットがその外側にある一体型のフランジを有し、ボルト孔が上記ナットより小さくそして上記ソケット部と心合されており、しかして上記ボルト軸部の他端が該ナットと係合することが可能な第2の圧力板を貫通する第2のボルト孔を、包含していることを特徴とする上記エラストマシールブロック組立体のための圧力機材。

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