特許
J-GLOBAL ID:200903097703098311

電力用計器調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162827
公開番号(公開出願番号):特開平6-003381
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 低歪正弦波発生器等の測定機器数を減少させ、多くのデータの取り込み処理が不要で、電力用計器の調整時間が短い電力用計器調整装置の実現する。【構成】 電力用計器の記憶素子に格納されている補正関数により計器の位相誤差を補正する電力用計器調整装置において、電源と、信号源と、移相器と、電圧計と、書込み器と、2種類の入力周波数の正弦波信号に対し、電圧入力と電流入力との位相差を90°ずつずらして3種類の正弦波信号を順次電力用計器に印加し、位相誤差特性を含む電力値演算出力から電圧入力と電流入力との位相誤差を演算し、この位相誤差と2種類の入力周波数とから入力周波数の1次式である補正関数の補正係数を演算し、演算された補正関数の補正係数を電力用計器の記憶素子に格納する演算制御手段とを設ける。
請求項(抜粋):
電力用計器の記憶素子に格納されている補正関数により計器の位相誤差を補正する電力用計器調整装置において、前記電力用計器に電源電圧を供給する電源と、前記電力用計器の電圧入力端子に任意の入力周波数の正弦波信号を印加する信号源と、この信号源の正弦波信号の位相をずらして前記電力用計器の電流入力端子に印加する移相器と、前記電力用計器の電力値演算出力を測定する電圧計と、前記電力用計器の記憶素子に前記補正係数を書き込む書込み器と、前記信号源を制御して2種類の入力周波数の正弦波信号を前記電力用計器に印加し、前記移相器を制御して前記2種類の入力周波数の正弦波信号毎に電圧入力と電流入力との位相差を90°ずつずらして3種類の正弦波信号を順次前記電力用計器に印加し、前記電圧計で測定した各入力における前記電力用計器の位相誤差特性を含む電力値演算出力を取り込み、この電力値演算出力から電圧入力と電流入力との位相誤差を演算し、この位相誤差と前記2種類の入力周波数とから入力周波数の1次式である補正関数の補正係数を演算し、前記書込み器を制御して演算された補正関数の補正係数を前記電力用計器の記憶素子に格納する演算制御手段とを備えたことを特徴とする電力用計器調整装置。
IPC (2件):
G01R 21/133 ,  G01R 22/00

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