特許

J-GLOBAL ID：200903097706590632

重合体エマルション及びその製造方法

発明者： 荒井 健雄 ,  田村 明 ,  宮田 正紀 ,  大喜多 泰郎
出願人/特許権者： 三井サイテック株式会社
代理人 (1件)： 佐々 紘造
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-306968
公開番号（公開出願番号）：特開平10-130327
出願日： 1996年11月01日
公開日（公表日）： 1998年05月19日
要約：

【要約】【課題】 粒子表面に高密度にカチオン性が付与された、凝固物が極めて少なく、紙やモルタル混和剤、セメント混和剤等に適用した場合に優れた性能を示す重合体エマルションを提供すること。【解決手段】 種ラテックスに特定のカチオン性基を有する単量体を添加重合して得られるシード重合体に、ノニオン型界面活性剤を添加した後、酸または塩で中和するか、または4級化剤で4級化して得られる重合体エマルション。

請求項（抜粋）：

合成ゴム系ラテックスまたは合成樹脂系エマルションを種ラテックスとし、これに下記一般式(1)で示される単量体を添加重合して得られるシード重合体に、ノニオン型界面活性剤を添加した後、酸または塩で中和するか、または4級化剤で4級アンモニウム塩化することにより、エマルション粒子表面に高密度にカチオン性を付与したことを特徴とする凝固物の少ない重合体エマルション。【化1】(ただし、式中のR1はHまたはCH3を、R2は炭素数2〜5のアルキレン基を、R3及びR4は独立にHまたは炭素数1〜5のアルキル基を、Aは【化2】を示し、R1、R3、R4は単量体が水に対し難溶性または不溶液性である範囲で選ばれる。)

IPC (3件)：

C08F 8/44 ,  C08F 2/22 ,  C08F279/02

FI (3件)：

C08F 8/44 ,  C08F 2/22 ,  C08F279/02

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平1-146907
  
• 塩化ゴム製造用ポリイソプレン系ゴムラテックスの製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-262049   出願人：日本ゼオン株式会社
• 塩化ゴムの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-108820   出願人：旭電化工業株式会社, 日本ゼオン株式会社