特許
J-GLOBAL ID:200903097713297797

電子制御式機械時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-262273
公開番号(公開出願番号):特開平11-101879
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 ゼンマイのトルクが低下してきたときに、システムの停止を回避することができる電子制御式機械時計を提供すること。【解決手段】 電子制御式機械は、水晶振動子を用いた発振回路51と、発電機20の回転数を検出する回転検出回路53と、発振回路51の出力と回転検出回路53の出力とを比較する周波数/位相比較回路54と、発電機20にブレーキをかけて回転速度を調速するブレーキ制御回路56と、発電機20の発電電力を検出する電圧検出回路57とを備えた回転制御手段50を有する。ブレーキ制御回路56は、発電機20の発電電力が設定値Vref以下の場合、発電機20にかけるブレーキを緩めるか全くかけないようにし、調速よりも発電を優先する。このため、トルク低下時の電圧低下を防止でき、システム停止を回避できる。
請求項(抜粋):
ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼンマイの機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、前記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段とを備える電子制御式機械時計において、前記回転制御手段は、水晶振動子を用いた発振回路と、前記発電機の回転数を検出する回転検出回路と、前記発振回路の出力と前記回転検出回路の出力とを比較する比較回路と、この比較回路からの出力に基づいて前記発電機の回転速度を調整する調速手段と、前記発電機の発電電力を検出する発電電力検出手段とを備え、前記調速手段は、前記発電機の発電電力が設定値以下の場合、発電機の回転速度を落とす制御を緩めるかまたは行わないように設定されていることを特徴とする電子制御式機械時計。
IPC (2件):
G04C 10/00 ,  G04C 3/00
FI (2件):
G04C 10/00 C ,  G04C 3/00 F

前のページに戻る