特許
J-GLOBAL ID:200903097716105449

細胞毒性抱合体の単一起源性製剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505960
公開番号(公開出願番号):特表平9-503751
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】繊維芽細胞成長因子(FGF)と細胞毒性物質との抱合体の単一起源性製剤を提供する。その結果生じる単一起源性製剤の細胞毒性抱合体の実質的にすべてが、FGF受容体と反応するポリペプチドと同一モル比の細胞毒性物質を含有する。抱合体は化学的抱合により、さらに融合タンパク質を産生するよう抱合体をコードするDNAの発現によっても生成される。少なくとも1つの置換又は欠失された反応性システインを有するFGFを精製モノ誘導化サポリンと、又はシステイン残基の付加又はシステインによる残基の置換により一端又は一端付近で修飾されたサポリンと反応させることにより、化学的抱合体を調製する。その結果生じる製剤は、実質的に単一起源性である。融合タンパク質は、1つ又はそれ以上のあらゆる反応性システインが欠失又は置換されたFGFのムテインをコードするDNA構築物を発現することにより生成する。細胞毒性物質をコードするDNAとの結合も提供する。DNA構築物は宿主細胞内で発現されて細胞毒性FGF抱合体の単一起源性製剤を生成する。抱合体のFGF部分が修飾されていて反応に用いられるシステインがない態様では、その結果生じる組成物は集合体を含有しない。本明細書で提供される抱合体の単一起源性製剤はFGF受容体を保有する細胞に対する強力な殺細胞物質である。
請求項(抜粋):
細胞毒性物質及び繊維芽細胞成長因子(FGF)受容体と反応するポリペプチドを包含する細胞毒性抱合体の単一起源性製剤であって: 細胞毒性抱合体がFGF受容体と結合して、FGF受容体を保有する細胞内に細胞毒性物質を取込み;そして 単一起源性製剤中の実質的にすべての細胞毒性抱合体がFGF受容体と反応するポリペプチドと同一モル比の細胞毒性物質を含有する製剤。
IPC (6件):
A61K 47/48 ,  C12N 1/21 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12P 21/02 ,  C07K 14/50 ,  C12R 1:19
FI (5件):
A61K 47/48 Z ,  C12N 1/21 ,  C12P 21/02 C ,  C07K 14/50 ,  C12N 15/00 ZNA A

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