特許
J-GLOBAL ID:200903097716308196
耐硫化物応力腐食割れ性に優れた高強度鋼管の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204494
公開番号(公開出願番号):特開平7-041856
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 耐応力腐食割れ性に優れ、かつ降伏強度が75kgf/mm2 以上の高強度を有する油井あるいはガス井用鋼管を省エネルギー及び省コストを達成しながら製造する方法を目的とする。【構成】 所定の成分組成を有する低合金鋼のビレットを用意する工程と、仕上がり温度が再結晶温度±50°Cとなるようにシームレス圧延する工程と、続いてベイナイト組織となるように加速冷却する工程と、更にAc3 以上+100 °C未満の温度に加熱し、該温度から焼入れする工程と、その後Ac1 変態点以下の温度で焼戻す工程とを備えた耐硫化物応力腐食割れ性に優れた高強度鋼管の製造方法。
請求項(抜粋):
下記の工程を備えた耐硫化物応力腐食割れ性に優れた高強度鋼管の製造方法(成分組成はwt%である)。(a)C:0.15〜0.4 % 、 Si:0.1〜1 % 、Mn:0.3〜1 % 、 Cr:0.1〜1.5 % 、Mo:0.1〜1 % 、 P:0.015 % 以下、S:0.005%以下、 B:0.0005〜0.003%、Al:0.01 〜0.1 % 、 N:0.003 〜0.01 %を含有し、更に、Nb:0.01 〜0.05 %, V:0.01〜0.05 % ,及び Ti:0.01〜0.03 %の一種又は二種を含有し、残部がFeと不可避不純物からなる成分組成のビレットを用意する工程と、(b) 前記ビレットをシームレス圧延の最終仕上がり温度が、再結晶温度±50°Cとなるようにシームレス圧延して、鋼管に加工する工程と、(c)シームレス圧延された前記鋼管を加速冷却し、ベイナイト変態を完了させる工程と、(d)ベイナイト変態を完了させた前記鋼管を、Ac3 変態点から該変態点+100°C未満の温度範囲に加熱し、該温度から焼入れする工程と、(e) 焼入れした前記鋼管をAc1 変態点以下の温度で焼戻す工程。
IPC (3件):
C21D 8/10
, C22C 38/00 301
, C22C 38/32
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