特許
J-GLOBAL ID:200903097717660438

バッテリーパックの電流測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154923
公開番号(公開出願番号):特開平11-344545
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 経時変化や環境温度による電流測定装置のドリフトを補正する。【解決手段】 測定用抵抗に流れる電流はオペアンプで電圧に変換される。Vーf変換器は、オペアンブの出力電圧に応じた周波数のパルスを発生する。カウンタは、パルスを一定時間だけカウントする。カウント値をCとすると、電流演算式は、I=(CーDOS)/DGとなる。DOSはドリフト補正時に求めたオフセット補正値であり、DGはゲイン補正値である。基板検査時に、0mAと3000mAの充電電流を実際に流したときのカウント値と、0mAに相当した電圧と3000mAに相当した電圧のカウント値を調べる。30秒毎にドリフト補正を実行し、0mAに相当した電圧と3000mAに相当した電圧のカウント値を調べる。これらのカウント値からDOS,DGが求まる。30秒毎に求めた新しいDOS,DGで電流演算式を更新し、220ms毎に電流を測定する。
請求項(抜粋):
二次電池に直列に接続された測定用抵抗と、この測定用抵抗に流れる電流を電圧に変換する電圧変換部と、この電圧に応じた周波数のパルスを発生するVーf変換器と、パルスを一定時間カウントするカウンタと、このカウンタのカウント値Cを用いて二次電池の電流値Iを算出する演算部とを備えたバッテリーパックにおいて、前記演算部は次式から電流値Iを算出することを特徴とする電流測定方法。I=(CーDOS)/DGここで、各記号は次の通りである。DOS=DC0 ーIV0 ×DGDG=(DCC ーDC0 )/(IVC ーIV0 )IV0 =(C0 ーCC0 )/GIVC =IC+(CC ーCCC )/GG =(CCC ーCC0 )/ICC0 :工場での検査時に、0mAに相当する電圧を電圧変換部に入力したときのカウント値CC :工場での検査時に、所定電流ICmAに相当する電圧を電圧変換部に入力したときのカウント値CC0 :工場での検査時に、測定用抵抗に0mAの充電電流を流したときのカウント値CCC :工場での検査時に、測定用抵抗にICmAの充電電流を流したときのカウント値DC0 :ドリフト補正時に、0mAに相当する電圧を電圧変換部に入力したときのカウント値DCC :ドリフト補正時に、ICmAに相当する電圧を電圧変換部に入力したときのカウント値
IPC (3件):
G01R 31/36 ,  G01R 19/00 ,  H01M 10/48
FI (3件):
G01R 31/36 A ,  G01R 19/00 B ,  H01M 10/48 P

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