特許
J-GLOBAL ID:200903097734790949

二重整列ペロブスカイト構造磁気抵抗素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 工業技術院産業技術融合領域研究所長 (外3名) ,  福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-081284
公開番号(公開出願番号):特開平11-284249
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 金属的な電気抵抗-温度特性、磁気伝導特性およびスピン分極特性を向上させて成る、スピン分極走査型トンネル顕微鏡に使用される探針、および室温で動作可能な磁気センシング素子として有用な二重整列ペロブスカイト構造磁気抵抗素子を提供する。【解決手段】 本発明の磁気抵抗素子は、一般式A2BB’O6で表されるペロブスカイト型結晶構造をとり、ペロブスカイト型結晶構造中のAサイトを占めるA原子がSr、同じくBサイトを占めるB原子およびB’原子がFeおよびMoであり、なおかつFeおよびMo原子がペロブスカイト型結晶構造中のBサイトを交互に占有した二重整列ペロブスカイト型結晶構造をとり、300K(室温)乃至4.2Kの全温度域において負の巨大磁気抵抗特性を示す酸化物結晶体から構成される。
請求項(抜粋):
一般式A2BB’O6で表されるペロブスカイト型結晶構造をとり、ペロブスカイト型結晶構造中のAサイトを占めるA原子がSr、同じくBサイトを占めるB原子およびB’原子がFeおよびMoであり、なおかつFeおよびMo原子がペロブスカイト型結晶構造中のBサイトを交互に占有した二重整列ペロブスカイト型結晶構造であって、負の磁気抵抗特性を示す酸化物結晶体であることを特徴とする二重整列ペロブスカイト構造磁気抵抗素子。
IPC (2件):
H01L 43/10 ,  H01L 43/08
FI (2件):
H01L 43/10 ,  H01L 43/08 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 磁気検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-020975   出願人:株式会社日立製作所

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