特許
J-GLOBAL ID:200903097736565721

クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102606
公開番号(公開出願番号):特開平7-310758
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】クラッチが外れた状態における騒音および摩耗が著しく少ないうえ、安定したクラッチ力が得られるクラッチ。【構成】クラッチ要素30の摺接部材34が、第1,第2のリンク部材35,36 と、第1,第2の回動部材41,42 と、第1の弾撥体51〜第3の弾撥体53とからなるリンク機構により、上記第1の弾撥体51〜第3の弾撥体53の復元時において上記リンク機構における所定のバランス点に保持される如く設ける。第1,第2の弾撥体51,52 は第1,第2の回動部材41,42 と従動側回転基体20との間に介挿され、第1,第2の回動部材41,42 の回動角の相対的な変化に伴って、それぞれ蓄勢される如く装着される。第3の弾撥体53は第1,第2の回動部材41,42 の各他端部相互間に介挿され、第1,第2の回動部材41,42 の回動角の相対的な変化に伴って蓄勢される如く装着される。
請求項(抜粋):
主動側回転基体の回転力を、クラッチ要素を介して従動側回転基体に伝達するようにしたクラッチにおいて、前記主動側回転基体の前記従動側回転基体との対向面に形成された円形状凹部とこの円形状凹部の周壁面に円周方向に沿ってV字状に陥没させた複数の陥没凹部とからなる係合凹部と、この係合凹部における前記陥没凹部に対して係入・摺接可能で、かつ前記円形状凹部の周壁面に対し摺接可能な如く設けられた摺接部材と、この摺接部材を各一端部間に設けた枢支部にて枢支する如く設けられた第1,第2のリンク部材と、これら第1,第2のリンク部材の各他端部をそれぞれの一端部で枢支するとともに、前記主動側回転基体および前記従動側回転基体と同心的に回動可能な如く軸支され、前記摺接部材の前記係合凹部内における摺接位置に応じて回動角が相対的に変化する如く装着された第1,第2の回動部材と、これら第1,第2の回動部材と前記従動側回転基体との間に介挿され、上記第1,第2の回動部材の回動角の相対的な変化に伴って、それぞれ蓄勢される如く装着された第1,第2の弾撥体と、前記第1,第2の回動部材の各他端部相互間に介挿され、上記第1,第2の回動部材の回動角の相対的な変化に伴って蓄勢される如く装着された第3の弾撥体と、からなり、前記摺接部材は、上記弾撥体の復元時において、前記第1,第2のリンク部材と前記第1,第2の回動部材と前記第1,第2,第3の弾撥体とからなるリンク機構のバランス点に保持される如く設けられたクラッチ要素を備えてなることを特徴とするクラッチ。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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