特許

J-GLOBAL ID：200903097736890479

自動変速機のクラッチ装置

発明者： 藤堂 穂 ,  鈴木 崇久 ,  判治 二十三 ,  塚本 広幸 ,  杉浦 伸忠 ,  野崎 和俊 ,  松本 章吾
出願人/特許権者： アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 阿部 英幸
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-226844
公開番号（公開出願番号）：特開2003-042184
出願日： 2001年07月26日
公開日（公表日）： 2003年02月13日
要約：

【要約】【課題】 油圧サーボピストンの摩擦部材押圧部が別体のクラッチにおいて、クラッチ解放時の摩擦部材の引き摺り増加を防ぐ。【解決手段】 自動変速機のクラッチ装置は、クラッチドラム1とハブ2とに支持された摩擦部材3を軸方向に押圧してクラッチを係合させるピストン4を備える。ピストンは、延出部41と、それとは別体の押圧部42を有する。押圧部を、摩擦部材に面する側に設けた内側規制手段41aと、それとは反対側に設けた外側規制手段43とにより、軸方向両側への移動を規制して延出部に支持した。これによりクラッチ解放時に、延出部41が傾斜又は拡径変形しても押圧部42が摩擦部材へ接触することがなくなり、クラッチ解放時の引き摺りの増加が回避される。

請求項（抜粋）：

クラッチドラムとハブとに支持された摩擦部材を軸方向に押圧してクラッチを係合させるピストンを備える自動変速機のクラッチ装置において、前記ピストンは、該ピストンから軸方向に延び出す延出部と、該延出部とは別体の押圧部とを有し、該押圧部は、その軸方向における摩擦部材に面する側に設けられた内側規制手段と、それとは反対側に設けられた外側規制手段とにより、延出部に対する軸方向両側への移動を規制して延出部に支持されたことを特徴とする自動変速機のクラッチ装置。

IPC (2件)：

F16D 25/0638 ,  F16D 13/60

FI (2件)：

F16D 13/60 T ,  F16D 25/063 K

Fターム (21件)：

3J056AA34 ,  3J056AA43 ,  3J056AA60 ,  3J056AA63 ,  3J056BA04 ,  3J056BB12 ,  3J056BE01 ,  3J056CA07 ,  3J056CA16 ,  3J056CB05 ,  3J056GA05 ,  3J056GA12 ,  3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA01 ,  3J057CA03 ,  3J057DA17 ,  3J057GA17 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ02 ,  3J057JJ04

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特許第1160308号
  
• 特公昭62-019622
  
• 自動変速機における遊星歯車機構と摩擦締結機構の連結構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-278520   出願人：ジヤトコ・トランステクノロジー株式会社, ユニプレス株式会社