特許
J-GLOBAL ID:200903097741739541

抄紙機のフロ-ボックスに補助的な材料を調量するための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250615
公開番号(公開出願番号):特開2000-080583
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 フローボックスに添加剤を調量するための改良された、より費用有効性のよい手段を提供する。【解決手段】 フローボックス1内の微小乱流発生装置34の上流に配置された紙料懸濁液の混合領域20の僅か上流に少なくとも1つの添加剤Qadが調量される。
請求項(抜粋):
フローボックスアセンブリの使用幅に亘って懸濁液に添加剤を分配するための、抄紙機のためのフローボックスアセンブリにおいて、懸濁液を受け取るためのフローボックス入口を備えた上流側を有する上流端部領域を有するフローボックスが設けられており、前記フローボックスの上流端部領域が、フローボックスの幅を横切る複数の区分から成っており、フローボックスが、反対の下流側と、懸濁液をフローボックスから更なる処理のために排出するための、前記下流側からの排出出口とを有しており、抄紙機によって製造される紙において、所望の坪量横方向プロファイル及び所望の繊維配向性横方向プロファイルを形成するために、排出出口の幅に亘って懸濁液の濃度を調整するための手段が設けられており、該調整手段が、フローボックスの幅を横切る各区分のために、前記フローボックスが、各区分の、フローボックスの上流側に位置しており、第1の濃度を有する第1の液体の第1の流れQHのための第1の供給導管と、第1の流れを区分の入口へ導入するための、第1の供給導管から入口への第1の接続部と、第2の濃度を有する第2の液体の第2の流れQLのための第2の供給導管と、前記第2の流れを区分の入口へ導入するための、第2の供給導管から入口への第2の接続部とが設けられており、前記第1の濃度又は第2の濃度の一方が、パルプ濃度であり、流れQH及びQLの流量の比に依存した濃度CMを備えた個々の区分の混合された流れQMを形成することを目的として、区分のための第1及び第2の流れの混合を提供するために、また、区分のための流れQH及びQLの流量の比を調整するために、また、第1及び第2の流れの混合を可能にするために、1つの供給導管から入口への流れの容量及び流量を、他の個々の区分の入口における他の供給導管からの流れの容積及び流量に対して制御するための、区分のための第1及び第2の供給導管のうちの少なくとも一方と、区分のフローボックス入口との間に、区分流調整手段が設けられており、この場合、フローボックスの上流端部領域の幅に亘る区分のそれぞれの入口における懸濁液の濃度が、互いに対して調整されるようになっており、懸濁液への添加剤流Qadのための第3の供給導管が設けられており、該第3の供給導管は、添加剤流Qadがフローボックス内の区分混合流QMを形成するように合流されるように接続されており、第3の供給導管における添加剤流の容量及び流速を調整するための添加剤流調整手段が設けられており、懸濁液から製造される紙の選択された坪量横方向プロファイル及び繊維配向性横方向プロファイルを維持するためのレベルに、Qadを備えた区分混合流QMの値を設定するために、流れQH,QL,Qadの流量全体を維持しながら、区分混合流QMにおける懸濁液の特定の濃度と、区分混合流QMにおける添加剤の特定の濃度とを選択するために、区分混合流QMの流量を制御するための前記区分流調整手段が添加剤流調整手段と協働するようになっていることを特徴とする、フローボックスアセンブリ。
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る