特許
J-GLOBAL ID:200903097743138995

スペアタイヤキャリア装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-262266
公開番号(公開出願番号):特開2002-068027
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 タイヤキャリアの操作を簡易化すること。【解決手段】 車体の後端側縁Pに設けたヒンジ部材1にタイヤキャリア2の基端21を水平方向開閉回動自在に軸支し、タイヤキャリア2の基端21にこれと一体に回動する突起4と、突起4に当接してタイヤキャリア2の過開きを防止するストッパ5とを備えたスペアタイヤキャリア装置において、ヒンジ部材2に、ロックレバー6を回動自在に設けてその先端61を突起4の回動軌道上に進入、退出動可能とし、かつ、ロックレバー6を上記軌道上へ付勢する付勢手段8と、ロックレバー6を上記軌道上に保持するロックレバー規制手段9とを設け、タイヤキャリア2の開放時に、突起4がその軌道上からロックレバー6を押し出しつつ通過し、タイヤキャリア2が開放位置に至るとロックレバー6が上記軌道上に復帰して突起4の退路を塞いでタイヤキャリアが不意に逆戻りするのを防止する構造とした。
請求項(抜粋):
バックドアを備えた車体の後端側縁にヒンジ部材を設け、スペアタイヤを着脱可能に保持するタイヤキャリアの基端を上記ヒンジ部材にそのヒンジピンにより水平方向回動自在に軸支せしめ、タイヤキャリアをバックドアに沿う格納位置と、バックドアを開閉可能とする開放位置とに回動自在とし、かつ、タイヤキャリアの基端にタイヤキャリアの回動時に上記基端と一体にヒンジピンまわりを回動する突起を設けるとともに、上記ヒンジ部材にタイヤキャリアが所定の開放位置となったときに上記突起に当接してタイヤキャリアの過開きを防止するストッパを設けたスペアタイヤキャリア装置において、上記ヒンジ部材に、これに回動自在に軸支して先端を上記突起の回動軌道上に進入、退出動可能としたロックレバーを設け、かつ、ロックレバーを上記軌道上への進入方向に付勢する付勢手段と、ロックレバーの先端を上記軌道上に保持するロックレバー規制手段とを設け、タイヤキャリアの格納位置から開放位置への回動時に、上記突起により上記ロックレバーの先端を付勢手段の付勢力に抗して上記軌道上から押し出し退出せしめ、タイヤキャリアが開放位置に至り突起がロックレバーを通過すると、ロックレバーの先端が付勢手段の付勢力により上記軌道上に復帰して、ロックレバーの先端を突起に当接せしめてタイヤキャリアを開放位置に保持するようにしたことを特徴とするスペアタイヤキャリア装置。

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