特許
J-GLOBAL ID:200903097748628958

簡易ブリッジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038215
公開番号(公開出願番号):特開平5-235942
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】1次LANと2次LANとの間のブリッジ機能を果たすブリッジHUBにおいて、処理速度の要求を下げて、コストを低減する。【構成】ブリッジHUBに2次LANのステーションアドレス管理部を設けて、ブリッジHUBのフレーム変換部は、1次LANに接続されるステーション相互間で通信するフレームを2次LANのデータにカプセル化して包み込み、2次LANのフレームの宛先アドレスには引き継がない。1次LANに接続されるステーションと2次LANに接続されるステーションとの間で通信するフレームについてのみ、宛先アドレスを引き継ぐ。【効果】すべてをトランスペアレントに変換する場合と比べてフレーム変換部の処理が簡単になり、ブリッジ処理の速度要求が下がり、安価に実現できる。
請求項(抜粋):
階層的に分散配置しスター型に配線できるマルチポートのHUBを相互接続する1次LANを設けて、この1次LANを複数のセグメントに分割し、各セグメントごとにブリッジHUBを設けて、セグメント相互間を2次LANで相互接続するように、ブリッジHUBに1次LANと2次LANとの間のブリッジ機能を設けた階層的LANシステムにおいて、ブリッジHUB内に、2次LANのステーションアドレス管理部と、前記2次LANのステーションアドレス管理部のアドレス登録により、宛先が2次LANに接続されるステーションのアドレスか否かの照合フィルタリングを行うアドレス照合フィルタリング回路部と、アドレス照合フィルタリングの結果によって、1次LANに接続されるステーション相互間で通信するフレームについては、2次LANのフレームの宛先アドレスには引き継がないで、2次LANのデータにカプセル化して包み込み、1次LANに接続されるステーションと2次LANに接続されるステーションとの間で通信するフレームについてのみ、宛先アドレスを引き継ぐようにフレーム変換するフレーム変換部とを備え、宛先が1次LANと2次LANのいずれに属するかによってブリッジHUBにおけるアドレスの変換機構を分けたことを特徴とする簡易ブリッジ装置。

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