特許
J-GLOBAL ID:200903097767938488

パイプライン処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-329130
公開番号(公開出願番号):特開平10-154072
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 命令追い越しバッファを使用したパイプライン処理装置において、キャッシュアクセスのTATの短縮を図る。【解決手段】 エントリ登録手段20は、命令追い越しバッファ10への命令の新規登録時に、当該命令と依存関係がある命令の情報を保持するエントリ中の後続参照エントリ情報にその依存関係を示す情報を登録する。オペランドレディ判定手段30は、ロード命令の結果を参照する全ての後続命令の「オペランドレディ」の判定を該ロード命令のキャッシュヒット/ミス判定を待たずに「キャッシュヒット」を仮定して行う。オペランドレディ取り消し手段40は、ロード命令がキャッシュミスを起こした場合に該ロード命令と依存関係がある後続命令の全てを検出して、オペランドレディ判定手段30によって行われた該後続命令のオペランドレディの判定を取り消す。
請求項(抜粋):
アウト・オブ・オーダ制御機能を有するパイプライン処理装置において、1または複数のエントリの各エントリについて、エントリバリッドフラグ,ディスティネーション,各入力オペランドに対するレディフラグ,および各入力オペランドに対するタグ情報とともに、各エントリに情報が登録された命令の結果を各入力オペランドとして参照する後続命令の情報が登録されているエントリを示す情報である各入力オペランドに対する後続参照エントリ情報を保持する命令追い越しバッファと、前記命令追い越しバッファへの命令の新規登録時に、当該命令と依存関係がある命令の情報を保持するエントリ中の後続参照エントリ情報にその依存関係を示す情報を登録するエントリ登録手段と、ロード命令の結果を参照する全ての後続命令の「オペランドレディ」の判定を該ロード命令のキャッシュヒット/ミス判定を待たずに「キャッシュヒット」を仮定して行うオペランドレディ判定手段と、ロード命令がキャッシュミスを起こした場合に該ロード命令と依存関係がある後続命令の全てを検出して、前記オペランドレディ判定手段によって行われた該後続命令のオペランドレディの判定を取り消すオペランドレディ取り消し手段とを有することを特徴とするパイプライン処理装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 9/38 380
FI (2件):
G06F 9/38 310 F ,  G06F 9/38 380 X

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