特許
J-GLOBAL ID:200903097770527618

蛍光内視鏡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313876
公開番号(公開出願番号):特開平10-151104
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 蛍光観察時には明るく、通常光観察時には深い被写体深度で観察することができる蛍光内視鏡装置を提供すること。【解決手段】 ランプ10の光は帯域制限回転フィルタ11及びRGB回転フィルタ13等を経て電子内視鏡2Aのライトガイドファイバ8に導光され、蛍光物質が投与された被検査体19に照射され、反射光及び蛍光は対物レンズ20とその光路中に配置されたフィルタ絞り22等を経てCCD21で受光される。フィルタ絞り22は可視光に対しては中央の小さな円形開口部分のみが透過領域となり、蛍光に対してはこの円形開口及びその外側のリング形状の開口部分が透過領域となるフィルタ特性を有し、可視光による通常観察の場合には入射光量が絞られた深い被写体深度の画像となり、蛍光による観察の場合には入射光量をあまり絞らないで明るい画像が得られるようにした。
請求項(抜粋):
蛍光物質を被検査対象物に投与して診断を行う蛍光内視鏡装置において、前記蛍光物質の励起波長を含む第1の波長帯域の光と可視光を含む第2の波長帯域の光を前記被検査対象物に照射する光源手段と、前記被検査対象物の可視光像と前記蛍光物質の蛍光像を撮像する撮像手段と、前記被検査対象物と前記撮像手段との光路上に挿入された絞り手段と、を有し、前記絞り手段は可視光を透過する可視光透過部と可視光を透過せず前記蛍光物質の蛍光の波長帯域の光を透過し、前記可視光透過部より透過領域が大きい可視光非透過部を有することを特徴とした蛍光内視鏡装置。

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