特許
J-GLOBAL ID:200903097781682437

固体カラー撮像方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206071
公開番号(公開出願番号):特開平7-059103
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 色信号成分のダイナミックレンジが、最終映像信号出力レベルが標準100%を越える方向で広くなるようにする。【構成】 CCD撮像素子12からは、光感度の高い第1の撮像信号と、中間の第2の撮像信号と、低い第3の撮像信号を得ることができる。通常第1の撮像信号はフレームメモリ18、第2の撮像信号はフレームメモリ19に供給される。データ切換え回路23は、第1の撮像信号を監視して色信号が飽和するレベルになると、第3の撮像信号を得るようにCCD撮像素子12の駆動方法を切換える。よって色信号マトリックス回路24は、常に色信号の飽和していない撮像信号を用いて色成分を得ることにより、ダイナミックレンジを拡大できる。フレームメモリ20は、先の色信号が飽和するレベルになる直前のレベルを保持する。これにより、輝度信号合成回路31における輝度成分もダイナミックレンジを損なうことなく再生される。
請求項(抜粋):
少なくとも2種類の光感度を有する撮像信号を用いることにより、入力された光学像の光強度に応じて出力される映像信号のダイナミックレンジを相対的に広くする固体カラー撮像方法において、固体撮像素子から相対的に光強度の高い第1の撮像信号と相対的に光感度の低い第2の撮像信号を時分割で得て、前記第1の撮像信号を用いて色信号成分が飽和することを検出したときに、前記第2の撮像信号よりも相対的に光感度がさらに低い第3の撮像信号を前記第1の映像信号の代りに得るように切換え、第1と第2の撮像信号を用いていた色成分再現処理を、前記第2と第3の撮像信号を用いた色成分再現処理に切換えるとともに、輝度成分再現処理については、前記色信号成分の飽和が検出される前の時点での前記第1の撮像信号を所定期間分保持しておき、この遅延された第1の撮像信号と前記第2の撮像信号を用いた再現処理を継続することを特徴とする固体カラー撮像方法。
IPC (3件):
H04N 9/68 101 ,  H04N 5/335 ,  H04N 9/07

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