特許
J-GLOBAL ID:200903097782694366

ポリカーボネート共重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220336
公開番号(公開出願番号):特開平6-065493
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 機械的特性,耐衝撃性,溶融特性(ブロー成形性)および成形熱安定性等に優れた新規ポリカーボネート共重合体組成物の開発。【構成】 (a)式(I)【化1】で表される繰返し単位(A)および一般式(II)【化2】(式中、X1 〜X4 はそれぞれハロゲン原子を示す。)で表される繰返し単位(B)を有するとともに、一般式(III)【化3】(式中、X5 〜X7 はそれぞれハロゲン原子を示す。)で表される末端基(C)からなる特定のポリカーボネート共重合体40〜90重量部,(b)特定の分岐状ポリカーボネート重合体または共重合体60〜10重量部および(c)特定の難燃剤0〜10重量部からなることを特徴とするポリカーボネート共重合体組成物である。
請求項(抜粋):
(a)式(I)【化1】で表される繰返し単位(A)および一般式(II)【化2】(式中、X1 〜X4 はそれぞれハロゲン原子を示す。)で表される繰返し単位(B)を有するとともに、一般式(III)【化3】(式中、X5 〜X7 はそれぞれハロゲン原子を示す。)で表される末端基(C)からなる共重合体であり、その粘度平均分子量が10,000〜50,000で、かつ主鎖中の繰返し単位(B)の含有量が1〜10モル%であって、該共重合体中に残存するテトラハロゲノビスフェノールAから誘導されるクロロホーメート基およびトリハロゲノフェノールから誘導されるクロロホーメート基の合計量が、繰返し単位(A)および繰返し単位(B)を構成するビスフェノール類に対して、0.05モル%以下であるポリカーボネート共重合体40〜90重量部,(b)分岐状ポリカーボネート重合体または共重合体であって、その繰返し単位を構成するビスフェノール類に対して、分岐剤として一般式(IV)【化4】(式中、Rは水素または炭素数1〜5のアルキル基を示し、R1 〜R6 はそれぞれ独立に水素,ハロゲンまたは炭素数1〜5のアルキル基を示す。)で表される化合物を0.1〜2モル%を含有する分岐状ポリカーボネート重合体または共重合体60〜10重量部および(c)有機アルカリ金属塩,有機アルカリ土類金属塩,無機アルカリ金属塩,無機アルカリ土類金属塩およびハロゲン含有化合物から選ばれた少なくとも一種の難燃剤0〜10重量部からなることを特徴とするポリカーボネート共重合体組成物。
IPC (4件):
C08L 69/00 LPS ,  C08K 3/10 KKH ,  C08K 5/02 KKJ ,  C08K 5/56 KKM

前のページに戻る