特許
J-GLOBAL ID:200903097783997001

アンテナ駆動装置のバックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293251
公開番号(公開出願番号):特開平6-152222
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】部品の劣化の度合いを判別できるアンテナ駆動装置のバックアップ装置を提供する。【構成】停電検出時に回避処理による不揮発性メモリ13の書換数をデータ回避の後に書込み、一定の遅延時間をおいて書換数を再度書込み、電源が復帰したとき、遅延前後の書換数を比較し、一致していればキャパシタンス素子17の時定数は正常、不一致であればキャパシタンス素子17の容量が劣化し始めたと判別し、さらに書換数が不揮発性メモリ13の書換可能回数以内かどうかの判別により不揮発性メモリ13の寿命を判別するようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
アンテナ駆動に関するデータを記憶する揮発性メモリと、この揮発性メモリを用いてアンテナ駆動のためのアクチュエータを制御する演算処理装置とを備えるアンテナ駆動装置に用いられ、前記演算処理装置からの退避命令に従って前記揮発性メモリの記憶内容を退避する不揮発性メモリと、停電を検出してセンスパルスを発生する電源センス回路と、通常動作状態で充電され、停電発生後に前記演算処理装置、揮発性メモリ及び不揮発性メモリに前記退避処理に必要な時間だけバックアップ電力を供給するキャパシタンス素子とを備えるバックアップ装置において、前記センスパルスの発生により停電を検知して前記揮発性メモリの記憶内容のうち、必要なデータを不揮発性メモリに退避させるデータ退避手段と、この手段の退避時に前記不揮発性メモリの第1の特定領域にその書換数を書き込む第1の書込み処理手段と、前記キャパシタンス素子の静電容量が低下したとして前記回避処理が可能な限界の時定数に対応する遅延時間の経過を判別し、経過後に前記第1の特定領域とは別の第2の特定領域にその書換数を書き込む第2の書込み処理手段と、電源復帰後、遅延前後の書換数を比較し、両者が一致しているかどうかを判別することで前記キャパシタンス素子の寿命を判別するキャパシタンス素子寿命判別手段と、を具備するアンテナ駆動装置のバックアップ装置。

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