特許
J-GLOBAL ID:200903097788270231

電動スライドドア開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 始
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-201272
公開番号(公開出願番号):特開平9-032415
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 ステックスリップ音や空転を生じないようにした電動スライドドア開閉装置を提供する。【構成】 回転する駆動ゴムローラ28の外周面は、レール部材11に形成された多孔質焼結層32の微細な凹凸に食い込む。従って、駆動ゴムローラ28には転がり抵抗が発生し、空転することなくレール部材11が移動する。多孔質焼結層32に含浸されたポリアセタールと鉛の混合物33は、駆動ゴムローラ28が食い込むことにより押圧されて、押圧が解かれた部分の多孔質焼結層32へ押し出される。水や埃が付着しても、駆動力が確保され駆動ゴムローラ28が空転したりすることがない。また、多孔質焼結層32に潤滑剤33を含浸させることにより、レール部材11と駆動ゴムローラ28との動摩擦係数と静摩擦係数との差が小さくなり、ステックスリップ音の発生を抑制することができる。
請求項(抜粋):
車両のボディ側に設けた開閉駆動ユニットの駆動ゴムローラとガイドローラ間に、スライドドア側に固定したレール部材を挟持し、前記駆動ゴムローラの回転により該レール部材を移動させて前記スライドドアを開閉するようにした電動スライドドア開閉装置において、前記レール部材の前記駆動ゴムローラが転動する面に、合金粉末若しくは金属の混合粉末を焼結させた多孔質焼結層を設けたことを特徴とする電動スライドドア開閉装置。
IPC (2件):
E05F 15/14 ,  B60J 5/00
FI (2件):
E05F 15/14 ,  B60J 5/00 Z

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