特許
J-GLOBAL ID:200903097788729420

型鋼等の添接部構造および添接板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今村 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-303425
公開番号(公開出願番号):特開2000-120183
出願日: 1998年10月09日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】型鋼等の添接部構造の防蝕性を向上し、長期にわたって初期の構造強度を維持する。すべり係数の向上も併せて実現する。【解決手段】型鋼1と添接板2の締結面5,7のそれぞれに、摩擦接合層6,8を形成する。摩擦接合層6,8は、母材にブラスト処理を施して形成した凹凸粗面10,12と、凹凸粗面10,12の表面を覆う同じ種類または異なる種類の属溶射皮膜11,13とで形成する。金属溶射皮膜11,13は防蝕膜を兼ねている。締結状態においては、型鋼1と添接板2の凹凸粗面10,12が互いに喰い込み、さらに金属溶射皮膜11,13どうしが凝着する。これにより型鋼1と添接板2の摩擦力を増強し、すべり係数値を向上する。
請求項(抜粋):
隣接する型鋼1,1を、添接板2を介して一体に締結接続する型鋼等の添接部構造であって、型鋼1,1の添接板2との締結面5,5に摩擦接合層6が形成されており、この摩擦接合層6が、母材の表面にブラスト処理を施して粗面化した凹凸粗面10と、凹凸粗面10の表面に形成される金属溶射皮膜11とで形成されており、添接板2の型鋼1,1との締結面7に摩擦接合層8が形成されており、この摩擦接合層8が、母材の表面にブラスト処理を施して粗面化した凹凸粗面12と、凹凸粗面12の表面に形成される金属溶射皮膜13とで形成されており、隣接する型鋼1,1と添接板2とが、それぞれ摩擦接合層の6,8どうしが密着する状態で締結体Fによって締結してある型鋼等の添接部構造。
IPC (2件):
E04B 1/58 503 ,  F16B 5/02
FI (2件):
E04B 1/58 503 F ,  F16B 5/02 U
Fターム (17件):
2E125AA01 ,  2E125AB01 ,  2E125AC15 ,  2E125AG00 ,  2E125AG03 ,  2E125BB02 ,  2E125BB22 ,  2E125BD01 ,  2E125BE05 ,  2E125BF01 ,  2E125CA05 ,  2E125DA00 ,  2E125EA27 ,  3J001AA01 ,  3J001DA00 ,  3J001DB04 ,  3J001EA00

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