特許
J-GLOBAL ID:200903097801247058

インク噴射装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322116
公開番号(公開出願番号):特開平8-174822
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 大量生産性に優れ、容易に電気的接続が行えるインク噴射装置及びその製造方法を提供すること。【構成】 インク噴射装置100は、溝115,117,118と深溝116を切削加工し、隔壁111を形成した2枚のアクチュエータ板101,102を、隔壁111の部位にて接合しアクチュエータ110とする。前記アクチュエータ110の上面に第1の溝119を、端面に第2の溝114を切削加工にて形成した後に、インク液室112内表面、空気室113内表面、第1の溝119及び第2の溝114表面にメッキ法を用いて金属層を形成する。その後、切削加工により、各液室内電極125に導通する駆動電極122a及び空気室内電極124に導通する接地電極123aを各々分離することで、アクチュエータ110に各電極が形成されたインク噴射装置100が作製される。
請求項(抜粋):
インクを噴射する複数の噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられ、且つインクを噴射しない複数の非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルと前記非噴射チャンネルとを隔て、且つ分極された圧電材料で少なくとも一部が構成された隔壁と、前記各チャンネルの内表面に設けられ、且つ前記圧電材料に駆動電界を発生させるための電極とを有するインク噴射装置であって、前記非噴射チャンネルは、その深さ方向において、少なくともその一端が、前記噴射チャンネルよりも突出した位置まで設けられており、前記複数の非噴射チャンネルに跨って連通し、且つ前記噴射チャンネルに連通しない第1の溝と、その第1の溝の内表面に設けられ、且つ前記非噴射チャンネルの内表面に設けられた前記電極と導通している共通電極と、前記噴射チャンネルに連通し、且つ前記非噴射チャンネルに連通しないように、前記噴射チャンネルのそれぞれに対応して備えられた複数の第2の溝と、その第2の溝の内表面に設けられ、且つ前記噴射チャンネルの内表面に設けられた前記電極と各々導通している複数の駆動電極とを備えたことを特徴とするインク噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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