特許
J-GLOBAL ID:200903097806194190

燃料油の低温流動性を改善する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-279059
公開番号(公開出願番号):特開平6-340885
出願日: 1988年06月23日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【構成】 多割合の石油の中質及び/又は重質留出油からなる燃料基油の低温流動性を改善する方法であって、 (a)炭素数25以上のn-パラフィンの量と曇り点より10°C低い温度において析出するワックスの量を測定する工程、 (b)必要な場合に、前記燃料基油中の炭素数25以上のn-パラフィンの量を0.1 重量%以上0.6 重量%未満に調整する工程、及び (c)エチレン含有量60ないし80重量%、数平均分子量 1,000ないし 5,000、分子量分布が 4.0以下のエチレンと飽和カルボン酸のビニルエステルとの共重合体で構成される低温流動性改善剤を30ないし1,500 ppm添加する工程からなる方法。【効果】 原油の中質及び/又は重質留出油に含有するn-パラフィンの量を最適化して、低温流動性向上剤の効果を十分に発揮させることができ、低温流動性が安定的に改善される燃料油が提供される。
請求項(抜粋):
多割合の石油の中質および/または重質留出油からなり、炭素数25以上のn-パラフィンを0.1 重量%以上0.6 重量%未満含有し、かつ曇り点より10°C低い温度において析出するワックスの量が4重量%未満である燃料基油の低温流動性を改善する方法であって、(a)炭素数25以上のn-パラフィンの量と前記曇り点より10°C低い温度において析出するワックスの量を測定する工程、(b)必要な場合に、前記燃料基油中の炭素数25以上のn-パラフィンの量を0.1 重量%以上0.6 重量%未満に調整する工程、および(c)エチレン含有量60ないし80重量%、数平均分子量 1,000ないし 5,000、分子量分布が 4.0以下のエチレンと飽和カルボン酸のビニルエステルとの共重合体で構成される低温流動性改善剤を30ないし1,500 ppm添加する工程からなることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C10L 1/18 ,  C10L 1/16

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