特許
J-GLOBAL ID:200903097806376212

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079564
公開番号(公開出願番号):特開平8-247275
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 スクォート制御を伴うインギヤ変速を速やかに且つ変速ショックなく行わせる。【構成】 複数の前進側動力伝達経路が選択設定可能な動力伝達用歯車列と、動力伝達経路を選択設定するための複数の摩擦係合要素とを有し、前進レンジとニュートラルレンジとが設定可能な自動変速機の変速制御装置において、ニュートラルレンジから前進レンジに切り換えられたときに、第1速段設定用の摩擦係合要素と第2速段以上の変速段設定用の摩擦係合要素との係合制御をほぼ同時に開始し、第2速段以上の変速段設定用の摩擦係合要素が所定係合状態となったときに第1速段の設定に不要な摩擦係合要素を解放させるとともに第1速段設定用の摩擦係合要素を完全係合させる。但しこのとき、第2速段以上の変速段設定用の摩擦係合要素を第1速段設定用の摩擦係合要素より早く係合させるような係合制御が行われる。
請求項(抜粋):
入力部材と出力部材との間に配設されて少なくとも複数の前進側動力伝達経路が選択設定可能な動力伝達用歯車列と、前記動力伝達経路を選択設定するための複数の摩擦係合要素と、前記摩擦係合要素の係合制御を行う係合制御手段とを有し、少なくとも、前進段を設定する前進レンジと前記入出力部材間の動力伝達を遮断するニュートラルレンジとが設定可能な自動変速機の変速制御装置において、前記係合制御手段は、前記ニュートラルレンジから前記前進レンジに切り換えられたことが検出されたときに、前記前進側動力伝達経路のうちの発進用変速段を設定するための摩擦係合要素と高速側変速段を設定するための摩擦係合要素との係合制御を開始し、前記高速側変速段を設定するための摩擦係合要素が所定係合状態となったときに前記発進用変速段の設定に不要な摩擦係合要素を解放させるとともに前記発進用変速段を設定するための摩擦係合要素を完全係合させ、前記発進用変速段を設定するための摩擦係合要素と前記高速側変速段を設定するための摩擦係合要素との係合制御に際して、前記高速側変速段を設定するための摩擦係合要素が前記発進用変速段を設定するための摩擦係合要素より早く係合するように前記高速側変速段用の摩擦係合要素に供給される油圧の設定を行うことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:10 ,  F16H 59:46
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-013053
  • 特開昭61-045162
  • 特開平1-188744
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