特許
J-GLOBAL ID:200903097813413948

ミシンの布端制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301810
公開番号(公開出願番号):特開平6-121891
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 加工布の布端形状が複雑な形状であっても、常に所定の縫い代量を保持して見栄え良く倣い縫いでき、しかも布端の検出速度を高め縫製速度を速くできる。【構成】 縫製作業の進行に伴う加工布の現在の縫製位置が縫製スタートからの針数に基づいて検出され、その針数により、テーブルメモリに記憶された縫製位置に対応する布端検出のための基準光ファイバー番号が読み出され、その基準光ファイバー番号から所定範囲に対応するファイバー数を選択し、その所定範囲に対応する光ファイバーのみ使用して布端検出を行う。そして、針数に基づいて、その縫製区間の縫製が終了し、次の縫製区間の縫製が開始されると、同様にして、テーブルメモリから基準光ファイバー番号が読み出され、それに応じた範囲の光ファイバーのみを使用して布端検出を行う。
請求項(抜粋):
列設され、且つ光を夫々投射する複数の発光素子と、その複数の発光素子から投射されて検出体等を介して送られてきた検出光を夫々受光する複数の受光素子とを備え、加工布に略直交する方向から、加工布の布端に交差する列状に光を投射し、その検出光から加工布の布端位置を検出するように構成してなる布端検出手段と、前記布端検出手段の出力に基いて、予め設定された基準位置からの加工布の布端位置のズレ量を求め、そのズレ量が解消するように加工布を布送り方向と直交する方向へ移動させる加工布移動手段とを備えたミシンの布端制御装置において、前記加工布の縫製位置に対応する前記基準位置のデータを予め入力記憶させた基準位置データ記憶手段と、前記加工布の現在位置を検出する縫製位置検出手段と、前記縫製位置検出手段の出力と、前記基準位置データ記憶手段に記憶されたデータとに基いて、前記基準位置を変更設定する基準位置変更設定手段と、前記投射光のうち、前記基準位置を含む所定範囲にわたる所定数の投射光を使用して布端を検出する為に、前記基準位置変更手段により設定される基準位置に基いて、前記所定範囲に対応する複数組の発光素子及び受光素子を選択設定する為の検出範囲設定手段と、前記検出範囲設定手段で選択設定された複数組の発光素子及び受光素子を、所定の順番で1組ずつ作動させる検出制御手段と、を備えたことを特徴とするミシンの布端制御装置。
IPC (5件):
D05B 35/10 ,  D05B 23/00 ,  D05B 69/00 ,  G01B 11/00 ,  G01V 9/04

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