特許
J-GLOBAL ID:200903097818259017

地熱及び循環水流を利用した空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鯨田 雅信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-295655
公開番号(公開出願番号):特開2001-116293
出願日: 1999年10月18日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 戸外からの空気に対して地熱との熱交換だけでなく水の気化熱や太陽熱をも併用してその温度調節を行うと共に前記空気の調湿及び浄化をも行うことができる、地熱及び循環水流を利用した空調システムを提供する。【構成】 建物の床下に形成された約40cm以上の高さを有する床下空間内に多数のくり石が充填されたくり石層と、地中に埋設されており、前記くり石層からの空気を取り込んで、この取り込んだ空気を地熱と熱交換するための地中パイプと、夏季においては、前記地中パイプの途中の位置に備えられたノズルから前記地中パイプの底部に向けてシャワー状又は霧状の微小な水滴を落下させると共に前記底部に溜まった水を回収して前記ノズルに循環させ、且つ、冬季においては、戸外に設置されたソーラーパネルからの太陽熱で暖められた水を前記地中パイプの底部に供給すると共に前記底部に溜まった水を回収して前記ソーラーパネルに循環させる循環手段と、を備えている。
請求項(抜粋):
建物の床下に形成された約40cm以上の高さを有する床下空間内に多数のくり石が充填されて成り、地中からの地熱を蓄積しておき、戸外からの空気を取り込んで、この取り込んだ空気を自らに蓄積した地熱と熱交換すると共に前記空気を調湿及び清浄化するためのくり石層と、地中に埋設されており、前記くり石層からの空気を取り込んで、この取り込んだ空気を地熱と熱交換するための地中パイプと、夏季においては、前記地中パイプの途中の位置に備えられたノズルから水を微小な水滴から成るシャワー状又は霧状に変換して前記地中パイプの底部に向けて落下させると共に前記底部に溜まった水を回収して前記ノズルに循環させ、且つ、冬季においては、戸外に設置されたソーラーパネルからの太陽熱で暖められた水を前記地中パイプの底部に供給すると共に前記底部に溜まった水を回収して前記ソーラーパネルに循環させる循環手段と、前記地中パイプからの空気を建物内部に供給するための空気供給手段と、を備えたことを特徴とする、地熱及び循環水流を利用した空調システム。
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 金庫室の換気構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-117575   出願人:株式会社アイジー技術研究所
  • 特開昭60-263055
  • 特開昭54-133742
全件表示

前のページに戻る