特許

J-GLOBAL ID：200903097822081117

α-ヒドロキシ酸アンモニウム塩からのα-ヒドロキシ酸の製造法

発明者： 畑山 正次 ,  早川 公一
出願人/特許権者： 日本曹達株式会社
代理人 (1件)： 廣田 雅紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-295643
公開番号（公開出願番号）：特開2000-119214
出願日： 1998年10月16日
公開日（公表日）： 2000年04月25日
要約：

【要約】【課題】 エネルギーコストが小さく、工業的に効率のよいα-ヒドロキシ酸アンモニウム塩からアンモニアを回収し、遊離のα-ヒドロキシ酸を得る方法を提供すること。【解決手段】 一般式RCH(OH)COO-NH4+(式中、Rは水素原子、置換基を有してもよい、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C1〜C6アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基又は複素環基を表す。)で表されるα-ヒドロキシ酸アンモニウム塩[I]の水性溶媒溶液を、900〜8000mmHgの範囲から選択される圧力下、105〜180°Cの範囲から選択される温度で加熱することによりアンモニアを遊離させ、水性溶媒とともに蒸発させ、一般式RCH(OH)COOHで表されるα-ヒドロキシ酸を製造する。

請求項（抜粋）：

一般式[I]RCH(OH)COO-NH4+(式中、Rは水素原子、置換基を有してもよいC1〜C6アルキル基、置換基を有してもよいC2〜C6アルケニル基、置換基を有してもよいC1〜C6アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアリールオキシ基又は置換基を有してもよい複素環基を表す。)で表されるα-ヒドロキシ酸アンモニウム塩[I]の水性溶媒溶液を、加圧加熱することによりアンモニアを遊離させ、水性溶媒とともに蒸発させることを特徴とする、一般式[II]RCH(OH)COOH(式中、Rは前記と同一の意味を示す。)で表されるα-ヒドロキシ酸[II]の製造法。

IPC (7件)：

C07C 51/02 ,  C07C 59/06 ,  C07C 59/08 ,  C07C 59/125 ,  C07C 59/42 ,  C07C 59/50 ,  C07C 59/70

FI (7件)：

C07C 51/02 ,  C07C 59/06 ,  C07C 59/08 ,  C07C 59/125 Z ,  C07C 59/42 ,  C07C 59/50 ,  C07C 59/70

Fターム (8件)：

4H006AA02 ,  4H006AC90 ,  4H006AD12 ,  4H006BB61 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BN10 ,  4H006BS10