特許
J-GLOBAL ID:200903097842182459

エンジンの燃料供給制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-243137
公開番号(公開出願番号):特開平5-087021
出願日: 1991年09月24日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】シリンダに対して設けられた2個の吸気流路の一方にエンジンの低負荷運転時にそれを所定の実効開口部を残して閉状態となす開閉弁が配され、また、他方にエンジンの低負荷運転時にそれを全閉状態となす開閉弁が配されたもとで、開閉弁の動作不良が生じた際にも燃焼室における燃料ミキシング状態を良好に維持できるものとする。【構成】第1の吸気流路(20)にエンジンの低負荷運転時にそれを所定の実効開口部を残して閉状態となす第1の開閉弁(37)が配されるとともに、第2吸気流路(21)にエンジンの低負荷運転時にそれを全閉状態となす第2の開閉弁(39)が配され、エンジンが低負荷運転状態にあるもとで第2の開閉弁(39)が開動作状態にある場合には、第1の吸気流路(20)に配設された個別燃料噴射弁(38)に代わり、第1及び第2の吸気流路(20,21)の上流側に配設された共通燃料噴射弁(48)による燃料供給がなされる。
請求項(抜粋):
エンジンにおける複数のシリンダの各々に対して設けられた第1及び第2の吸気ポートの夫々に個別吸気通路が接続されて形成された第1及び第2の吸気流路のうちの第1の吸気流路に配され、上記エンジンが低負荷運転状態にあるとき上記第1の吸気流路を所定の実効開口部を残して閉状態となす開閉動作を行う第1の開閉弁と、上記第1及び第2の吸気流路のうちの第2の吸気流路に配され、上記エンジンが少なくとも低負荷運転状態にあるとき、上記第2の吸気流路を全閉状態とする開閉動作を行う第2の開閉弁と、上記第1の吸気流路に配設された第1の燃料噴射弁と、上記第1及び第2の吸気流路の上流側に形成される個別吸気通路連結部に配設された第2の燃料噴射弁と、上記第2の開閉弁の開閉動作状態を検出する状態検出手段と、上記エンジンが低負荷運転状態にあるもとで、上記状態検出手段により上記第2の開閉弁が上記第2の吸気流路を全閉状態となす状態にあることが検知された場合には、上記第1の燃料噴射弁に燃料供給状態をとらせ、また、上記第2の開閉弁が上記第2の吸気流路を開状態となす状態にあることが検知された場合には、上記第1の燃料噴射弁に代えて上記第2の燃料噴射弁に燃料供給状態をとらせる動作制御手段と、を備えて構成されるエンジンの燃料供給制御装置。
IPC (3件):
F02M 69/00 360 ,  F02B 31/02 ,  F02M 69/00

前のページに戻る