特許
J-GLOBAL ID:200903097843145395

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045847
公開番号(公開出願番号):特開平6-055927
出願日: 1993年02月09日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 冷却手段にかかる消費力を低く抑え、かつ窓ガラスの曇りを防止する。【構成】 室内温度が設定温度よりも低くて、その差が大きい時(暖房運転の開始初期)で、日射量が弱い時は、制御回路20が窓ガラス35の曇る可能性が高いと判断し、ファジィ制御によって冷媒圧縮機11の冷媒圧縮容量を大きくする。室内温度が設定温度よりも低くて、その差が大きい時(暖房運転の開始初期)でも、日射量が強い時は、制御回路20が窓ガラス35の曇る可能性が低いと判断し、ファジィ制御によって冷媒圧縮機11の冷媒圧縮容量を小さくする。これによって、無駄に冷媒圧縮機11の冷媒圧縮容量が大きくなるのが防止でき、冷媒圧縮機11にかかる動力消費を抑えることができる。
請求項(抜粋):
車室内に向かって空気を送るためのダクトと、このダクトにおいて車室へ向かう空気流を生じさせる送風機と、前記ダクトに配置され、車室内へ吹き出される空気を冷却する冷却手段と、この冷却手段の下流の前記ダクトに配置され、車室内へ吹き出される空気を加熱する加熱手段と、前記冷却手段による空気の冷却能力、および前記加熱手段による空気の加熱能力を制御し、車室内の温度が設定温度となるように制御する制御回路とを備える車両用空気調和装置において、前記制御回路は、車室外温度、車室内温度などの車両状態を検出し、車室内温度を設定温度に維持するのに必要な前記冷却手段の冷却能力を決定する冷却能力決定手段を備えるとともに、少なくとも暖房運転の作動開始時初期で、かつ日射が弱い場合に、前記冷却手段による空気の冷却能力を大きくする補助冷却手段を備えることを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/00 101 ,  B60H 3/00

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