特許
J-GLOBAL ID:200903097844258550

水底構造物の沈設工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 雅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310711
公開番号(公開出願番号):特開平9-144018
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 沈埋函の沈設に際し、水平位置調整を迅速かつ正確に行い得るようにする。【解決手段】 水面上に浮上させたポンツーン20a〜20dに、ウインチにより出入操作される吊りワイヤー31を介して被沈設構造物Aを吊り下げるとともに、その被沈設構造物Aに対して、先端を水底に固定した複数方向の水平操作用ワイヤー38a〜38d,39a,39bを連係させ、ポンツーン上20a〜20d上に、吊りワイヤーを巻き取り繰り出し操作する吊りワイヤー用ウインチ30と、各水平操作ワイヤーを巻き取り繰り出しする水平操作ワイヤー用ウインチ35a〜35d,36a,36bを搭載し、その水平操作ワイヤー用ウインチから導出した水平操作ワイヤーを被沈設構造物Aに支持させた滑車を通して水底に固定させ、その被沈設構造物を吊りワイヤーにて水中に吊り下げた状態で水平操作用ウインチ操作により水平位置調整を行うとともに、吊りワイヤーを繰り出して被沈設構造物を沈降させる際に、その沈降速度に同期させて吊りワイヤーの繰り出しと同じ長さだけ水平操作ワイヤーを繰り出させる。
請求項(抜粋):
水面上に浮上させたポンツーンに、ウインチにより出入操作される吊りワイヤーを介して被沈設構造物を吊り下げるとともに、該被沈設構造物に対して、先端を水底に固定した複数方向の水平操作用ワイヤーを連係させ、前記被沈設構造物を、前記吊りワイヤーの繰り出しによって沈降させるとともに前記水平操作ワイヤーの出入操作によって水平方向位置の調整を行う水底構造物沈設工法において、前記ポンツーン上に、前記吊りワイヤーを巻き取り繰り出し操作する吊りワイヤー用ウインチと、前記各水平操作ワイヤーを巻き取り繰り出しする水平操作ワイヤー用ウインチを搭載し、該水平操作ワイヤー用ウインチから導出した水平操作ワイヤーを前記被沈設構造物に支持させた滑車を通して水底に固定させ、前記被沈設構造物を吊りワイヤーにて水中に吊り下げた状態で水平操作用ウインチ操作により水平位置調整を行うことを特徴としてなる水底構造物沈設工法。
IPC (2件):
E02D 23/02 ,  E02D 29/073
FI (2件):
E02D 23/02 D ,  E21D 10/14

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