特許
J-GLOBAL ID:200903097848537933

材料の衝突を同期的かつ対称的にする装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-524732
公開番号(公開出願番号):特表2003-509207
出願日: 2000年09月19日
公開日(公表日): 2003年03月11日
要約:
【要約】ローターが対称構成で設計された材料衝突を行うための同期粉砕機である。即ち、ローターは、同数のそれぞれ前向き及び後向きの案内部材と共回転の衝撃部材とを備え、これらは各回転方向において組み合わせられた(同期された)対として配列され、これらの対は、前向き及び後向きの構成が、互いに鏡像関係に対称的に回転軸線まわりに等角度距離で円周方向に均一に配置される。それぞれ案内及び衝撃組合せ及び案内及び衝撃ユニットの、それぞれ前向き及び後向きの案内部材及び共回転の衝撃部材の対を一緒に組み合わせ又は連結することにより超対称構成が達成され、これが非常に有効でありかつ多くの興味ある同期ローター構成を許す。
請求項(抜粋):
回転システム内で材料の衝突をなすための装置であって、 -回転の中心軸線まわりに、ここで前向きと呼ばれる時計方向並びにここで後向きと呼ばれる反時計方向に回転し得るローター、 -前記ローターにより支持され、そして前記回転軸線に近い領域において前記ローター上で計量された前記材料の流れを加速しかつ案内するために、内側及び外側の縁を有する前向き案内面が設けられた少なくも1個の前向き案内部材であって、この案内部材は前記ローターの外側の縁の方向に伸び、この材料が前記前向き案内部材から落ちて、前向き回転のときに前記前向き案内部材と一緒に動く視点から見たとき、後向きの螺旋状の流れ(Sb)の中に送られる前記前向きの案内部材、 -前記ローターにより支持され、そして前記回転軸線に近い領域において前記ローター上で計量された前記材料の流れを加速しかつ案内するために、内側及び外側の縁を有する後向き案内面が設けられた少なくも1個の後向き案内部材であって、この案内部材は前記ローターの外側の縁の方向に伸び、この材料が前記後向き案内部材から落ちて、後向き回転のときに前記後向き案内部材と一緒に動く視点から見たとき、前向きの螺旋状の流れ(Sf)の中に送られる前記後向きの案内部材、 -前記ローターにより支持されかつ前記前向き案内部材と連結され更に前向き衝撃面の設けられた少なくも1個の前向き衝撃部材よりなる少なくも1個の前向き衝撃ユニットであって、これは、前向きに回転しているとき衝撃中に前記材料の流れに同時に負荷を加えかつ加速するために前記前向き案内部材と組み合わせられ、この前向き衝撃面は、回転方向で見たとき、前記未衝突の材料の流れが前記前向き案内部材から離れる位置が設定された半径方向の線の完全に後方でかつ前記未衝突の材料の流れが前記前向き案内部材から離れる位置よりも前記回転軸線から大きい半径方向距離にあり、この前向き衝撃面の位置は前記未衝突の材料の流れが前記前向き案内部材から離れる位置が設定された半径方向の線、及び前記未衝突の材料の流れの前記後向きの螺旋状の流れ(Sb)と前記前向き衝撃面の前向き経路(Cf)とが互いに交差する位置が設定された半径方向の線の間の前向き同期角度(θf)により決定され、この前向き同期角度(θf)は、前記後向きの螺旋状の流れ(Sb)to前記前向き経路(Cf)とが互いに交差する位置における前記未衝突材料の到着が前記前向き衝撃面の同じ位置の到着と同期するような方法で選定され、この前向き衝撃面は、回転面内で見たとき、前記前向き衝撃部材と一緒に動く視点から見て、前記未衝突材料が描く前記後向きの螺旋状の流れ(Sb)を実質的に横切るように向けられる前記前向き衝撃ユニット、 -前記ローターにより支持されかつ前記後向き案内部材と連結され更に後向き衝撃面の設けられた少なくも1個の後向き衝撃部材よりなる少なくも1個の後向き衝撃ユニットであって、これは、後向きに回転しているとき衝撃中に前記材料の流れに同時に負荷を加えかつ加速するために前記後向き案内部材と組み合わせられ、この後向き衝撃面は、回転方向で見たとき、前記未衝突の材料の流れが前記後向き案内部材から離れる位置が設定された半径方向の線の完全に後方でかつ前記未衝突の材料の流れが前記後向き案内部材から離れる位置よりも前記回転軸線から大きい半径方向距離にあり、この後向き衝撃面の位置は前記未衝突の材料の流れが前記後向き案内部材から離れる位置が設定された半径方向の線、及び前記未衝突の材料の流れの前記前向きの螺旋状の流れ(Sf)と前記後向き衝撃面の後向き経路(Cb)とが互いに交差する位置が設定された半径方向の線の間の後向き同期角度(θb)により決定され、この後向き同期角度(θb)は、前記前向きの螺旋状の流れ(Sf)と前記後向き経路(Cb)とが互いに交差する位置における前記未衝突材料の到着が前記後向き衝撃面の同じ位置の到着と同期するような方法で選定され、この後向き衝撃面は、回転面内で見たとき、前記後向き衝撃部材と一緒に動く視点から見て、前記未衝突材料が描く前記前向きの螺旋状の流れ(Sf)を実質的に横切るように向けられた前記後向き衝撃ユニットを備え、前記前向きの第2の螺旋状の流れは前向き衝撃面のいずれとも干渉しない装置。
IPC (3件):
B02C 13/18 ,  B02C 13/26 ,  B02C 13/28
FI (3件):
B02C 13/18 Z ,  B02C 13/26 Z ,  B02C 13/28 Z
Fターム (5件):
4D065AA13 ,  4D065AA18 ,  4D065BB04 ,  4D065EC07 ,  4D065ED50
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 遠心衝突式破砕機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-137544   出願人:株式会社中山鉄工所

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