特許
J-GLOBAL ID:200903097849410350

2枚の被膜された金属シートを高エネルギー密度のビームで重複溶接するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 川口 義雄 ,  一入 章夫 ,  小野 誠 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-534127
公開番号(公開出願番号):特表2005-504641
出願日: 2002年10月03日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
本発明は、高エネルギー密度のビーム11を用いて、2枚の被膜された金属シート1、2を重ね溶接するための方法であって、ビーム11が、両方の被膜されたシート1、2を通過し、前記領域内に第1の溶融金属浴18を形成する第1のサブビーム12と、および第2の溶融金属浴19を形成し、非通過の第2のサブビーム13とに分割され、被膜材料からの蒸気の除去を促進し、高い排出速度で不活性のガスジェットを第2の溶融金属浴19上に方向付けて、第2の溶融金属浴の表面上にくぼみ22を形成するために、前記第2の溶融金属浴の深さが上側の被膜される金属シート1の厚さよりも浅く、第1の溶融金属浴18の少なくとも一部と重なることを特徴とする装置に関する。
請求項(抜粋):
高エネルギー密度のビーム(11)を用いて、シートの材料の融点より低い蒸発温度を有する材料で被膜された2枚の金属シート(1、2)を溶接するための重ね溶接プロセスであって、 2枚の被膜されたシート(1、2)が少なくとも一部重ねられること、 重なり領域内の2枚のシート(1、2)の面が、互いに接触されること、 高エネルギー密度のビーム(11)が、一方では、重なり領域内の両方の被膜されたシート(1、2)を完全に通過し、この領域内に第1の溶融池(18)を形成する第1のサブビーム(12)に、他方では、深さが上側の被膜されるシート(1)の厚さよりも浅く、第1の溶融池(18)と少なくとも部分的に重なり、被膜材料蒸気の除去を促進する第2の溶融池(19)を形成し、部分的に通過する第2のサブビーム(13)に分割されること、 不活性ガスジェット(21)が、第2の溶融池(19)の表面内にくぼみ(22)を形成し、被膜材料蒸気の除去率を増加させるように、高い放出速度で、第2の溶融池(19)上に方向付けられること、および 耐密封止された連続する溶接ビードまたは継目(5)が、サブビーム(12、13)および不活性ガスジェット(21)の両方の、または両方の被膜されたシート(1、2)の変位によって重なり領域に沿って形成されることを特徴とする重ね溶接プロセス。
IPC (1件):
B23K26/00
FI (1件):
B23K26/00 310G
Fターム (8件):
4E068BF00 ,  4E068CA11 ,  4E068CD04 ,  4E068CG01 ,  4E068CH07 ,  4E068CJ01 ,  4E068DA14 ,  4E068DB15

前のページに戻る