特許
J-GLOBAL ID:200903097849661956

免疫測定法及びその測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-105160
公開番号(公開出願番号):特開平5-296973
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電気化学的手法を用いて、1回の試料採取で複数項目の測定を1容器中で行なう場合に各項目の測定濃度範囲の制限がなく、且つ第二反応測定に対するブランク補正の必要のない免疫測定法及びその測定装置を提供する。【構成】 1つの反応容器中で第一抗体複数種類を同時に検体と反応させる。未反応の検体を除去し、複数種の酵素標識第二抗体を反応させ酵素一抗体複合体を形成させる(61)。反応容器に電極を挿入し、指定された電位値により電極を分極し、測定を開始する(62)。反応容器に第一反応基質を加えて反応を行なわせて、その時に生成した過酸化水素量を分極した電極上で電流の時間的変化として検出する(63)。第二反応基質及び第一反応を特異的に阻害する抗体を同じ反応容器に加えて、生成した過酸化水量素に対応した電流変化を同様に検出すると共に、第一反応を強制的に抑制する(64)。
請求項(抜粋):
1回の試料採取で複数項目を測定する免疫測定法において、酵素標識抗体と対応する基質との酵素反応を下記段階により検出することを特徴とする免疫測定法。(1)反応容器中の検体に複数種類の抗体を加え検体と反応させた後、未反応の検体を取り除き、酵素標識抗体を加えて酵素一抗体複合体を形成させた後、未反応の酵素標識抗体を取除く。(2)測定系に接続する電極を上記反応容器に挿入すると共に電極の中の作用電極に所定の電位を与えて分極する。(3)上記反応容器の第i反応基質を加えたときに生成する電気化学活性物質による反応に基づく電流の変化を検出する。(4)反応容器に第i+1反応基質を加えると共に、第i+1反応基質を加えると同時または第i+1反応基質を加える直前に上記第i反応を特異的に阻害する抗体を添加し上記第i反応を抑制する。(5)N項目の測定が終了するまで上記(4)の段階を繰返す。但し、1≦i<N;Nは測定項目数である。
IPC (5件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/327 ,  G01N 33/537 ,  G01N 33/543 ,  G01N 35/02
FI (2件):
G01N 27/46 336 B ,  G01N 27/30 357

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