特許
J-GLOBAL ID:200903097850476763

エアバッグドア部を有する車両用内装部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276117
公開番号(公開出願番号):特開平11-005506
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 車両用内装部材のエアバッグドア部を硬質樹脂で成形した場合にも、エアバッグ袋体の膨張圧を増加させることなく、エアバッグドア部を瞬時に展開する。【解決手段】 エアバッグケース14には鉄板30の端部30Aが取付けられており、鉄板30の他方の端部30Cには破断用刃具36が固定されている。破断用刃具36の刃部36Bは溝24の底部24Aに近接しており、破断用刃具36の中間部には球状の曲げ支点部36Cとなっている。このため、エアバッグ袋体18の突き上げ衝撃力により、破断用刃具36の刃部36Bが溝24の底部24Aに切り込みを形成すると共に、破断用刃具36の曲げ支点部36Cにより、溝24の両側壁部24B、24Cの底部側端部には、互いに離間する方向の力が作用し、エアバッグドア部20が溝24に沿って破断し展開する。
請求項(抜粋):
車両用内装部材の本体部と樹脂により一体成形されるかまたは車両用内装部材の本体部とは別に樹脂で成形されたエアバッグドア部を有する車両用内装部材において、エアバッグドア部の裏面にティアラインに沿って形成された断面略V字状の溝と、前記溝の底部に対向配置され、先端に前記底部に切り込みを形成するための刃部と、中間部に前記底部を折曲するための曲げ支点部が形成された破断用刃具を一方の端部に備え、膨張するエアバッグ袋体に押圧されエアバッグドア部のヒンジ部側に設定された湾曲部を中心に曲げ開く機能を有する破断用刃具付き部材を設定したことを特徴とするエアバッグドア部を有する車両用内装部材。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00
FI (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00 B

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