特許
J-GLOBAL ID:200903097852347790

自動的に着信呼を分配する電子交換システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-125971
公開番号(公開出願番号):特開平7-336446
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 各受付台に着信呼を均等に分配できる電子交換システム【構成】 過去の更新単位時間当りの受付業務時間基準値及び1回の待ち時間の待ち時間基順値をそれぞれ格納しているメモリ10,11と、直前の更新単位時間における合計の受付業務時間及び受付業務時間基準値に対する受付業務時間偏差値、現在の更新単位時間における合計受付業務時間、最後の受付業務終了後の待ち時間、待ち時間の待ち時間基準値に対する待ち時間偏差値とを受付台毎に記憶するデータメモリ6,7,8,9と、各受付台に対応して、受付業務時間偏差値と待ち時間偏差値とから算出された着信呼分配判断値を記憶する待ち行列メモリ12とを有する。中央処理装置は、更新タイミング毎に前記着信呼分配判断値を算出して更新し、次の更新タイミングまでは更新した着信呼分配判断値に基いて、直前の更新単位時間で負荷の軽かった受付台の順に着信呼を分配する。
請求項(抜粋):
中央処理装置が回線の接続を制御し、一群の受付台を収容する構内電子交換機において、ある一定の時間を単位時間として定め、ここの受付台ごとに過去の単位時間の合計受付時間、現在計測中の単位時間の合計受付時間、受付業務時間偏差値、常時更新される空きになってからの待ち時間を格納するメモリを持ち、システム全体では単位時間の受付業務時間の基準値、待ち時間の基準値、着信呼分配待ち行列を記憶するポインタ配列を格納するメモリを持ち、さらに、単位時間ごとに一斉に各受付台の過去の単位時間の合計受付時間を現在計測中の単位時間の合計受付時間で更新する手段と、受付台復旧時に各受付台の受付業務時間偏差値を算出し更新する手段と、待ち時間偏差値を算出し更新する手段と、待ち時間偏差値と受付業務時間偏差値から着信呼分配判断値を算出する手段と、着信呼分配判断値をもとに、分配を待つ受付台の待ち行列の適当な位置に受付台を挿入する手段と、分配待ち行列の先頭から順に着信呼を分配する手段を有することを特徴とする電子交換システム。
IPC (2件):
H04M 3/60 ,  H04Q 3/66
引用特許:
審査官引用 (2件)

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