特許
J-GLOBAL ID:200903097854546553

超音波送受波器及びその振動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-330426
公開番号(公開出願番号):特開2001-148896
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 従来の広帯域送受波器は帯域幅の下限周波数が縦振動共振周波数となるため、低周波化するためには送受波器が大型化してしまう。また、さらなる広帯域化が構造上困難である。【解決手段】 圧電薄板セラミック16と内部に空洞177を有する振動板17からなる屈曲振動体15を、フロントマス13の上面に設けた凹部10にはめ込み、接合部を溶接により完全に一体化させる。また、圧電薄板セラミック16へ駆動電圧を印可する際に、位相をシフトできるよう位相シフト器19を取り付ける。これにより、3つの振動モードが発生し、各振動モードを結合させることにより、帯域幅を大幅に広げる。また、屈曲振動体15全体の屈曲振動モードを、送受波器の縦振動モードより低い周波数に設定することで、送受波器の寸法が大型化することなく、低周波領域まで帯域幅を広げられる。
請求項(抜粋):
フロントマスとリアマスとの間に内部貫通孔のある圧電セラミック積層体を配し、前記圧電セラミック積層体に設けられた貫通孔を通して圧電セラミック積層体に圧縮応力を加えるべきボルトを設けたボルト締めランジュバン型振動子を含む超音波送受波器において、フロントマス前面部に凹部を設け、その凹部に圧電薄板セラミックと内部に空洞を有する振動板を貼り合わせた屈曲振動体を、圧電薄板セラミックが凹部の内側になるように、フロントマスの凹部の底から浮かせて設けたことを特徴とする超音波送受波器。
Fターム (6件):
5D019AA09 ,  5D019AA25 ,  5D019BB02 ,  5D019BB16 ,  5D019EE02 ,  5D019FF02

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