特許
J-GLOBAL ID:200903097859284514

耐熱性不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-281578
公開番号(公開出願番号):特開平11-117163
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】機械的特性、寸法安定性および耐熱性に優れた不織布を得る。【解決手段】芳香族ポリアミド繊維と芯鞘複合短繊維からなるバインダー繊維とを混綿して不織ウエブを形成し、中間層に不織布の目付の40〜50重量%の不織ウエブを繊維配列が機械方向に対して直交するように、その上下に、不織布の目付の30〜25重量%の不織ウエブを各々繊維配列が機械方向になるように積層させた積層不織ウエブを高圧液体流により交絡せしめ、次いで、全面的又は部分的に熱圧接処理を行い、不織布の嵩密度を0.1〜0.7g/cm3 、不織布の機械方向(MD)と横方向(CD)との引張強力の比(MD/CD)を1.0〜1.5とする不織布を得る。
請求項(抜粋):
分解点が300°C以上の主体繊維と鞘成分の軟化点が180°C以上で鞘成分と芯成分との融点差が30°C以上である芯鞘複合短繊維からなるバインダー繊維とが高圧液体流処理により交絡し、かつウエブを構成する各繊維間の交点が熱圧着処理により全面的又は部分的に熱融着された不織布であり、下記条件を満足する層1〜5よりなり、各層における構成繊維の配列が各層間において連続して変化しており、嵩密度が0.1〜0.7g/cm3 であり、不織布の機械方向(MD)と横方向(CD)との引張強力の比(MD/CD)が1.0〜1.5であり、かつ150°Cの恒温空気中に2時間放置後の不織布の収縮率が機械方向、横方向ともに3%以下であることを特徴とする耐熱性不織布。層1:構成繊維の配列が主として機械方向である。層2:構成繊維の配列が機械方向であるものと、横方向であるものとが混在している。層3:構成繊維の配列が主として横方向である。層4:構成繊維の配列が機械方向であるものと、横方向であるものとが混在している。層5:構成繊維の配列が主として機械方向である。
IPC (4件):
D04H 1/74 ,  D04H 1/48 ,  D04H 1/54 ,  D01F 8/14
FI (5件):
D04H 1/74 ,  D04H 1/48 B ,  D04H 1/54 A ,  D04H 1/54 H ,  D01F 8/14 B

前のページに戻る