特許
J-GLOBAL ID:200903097861304328

ボール盤およびボール盤上の工作物に錐揉みする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260467
公開番号(公開出願番号):特開平5-220610
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 工作物を支持するバックアップ材への錐揉み工具の貫通を最小限にする一方で工作物に貫通穴を錐揉みする。【構成】 工作物を機械上に位置する前に、バックアップ材64の縦位置がマッピングされる。ドリル位置の選択の後、ドリル位置に最も近いバックアップ材のマッピングされた位置が検索される。この情報を使用して、コンピュータ制御装置はドリルストロークの下限に対する絶対的縦位置を定める。この下限は工作物の頂部または工作物の厚さから独立しており、したがってそれらの値のいずれかを決定する必要性を排除する。ドリルストロークはドリル工具が下限に達すると終了され、その下限はバックアップ材64のマッピングされた位置下の名目上の深さであり、工作物を完全に貫通して穴が錐揉みされたことを保証する一方でバックアップ材64の貫通を最小限にする。
請求項(抜粋):
ボール盤であって、前記ボール盤において工作物を完全に貫通して錐揉みされた穴の深さはドリルの摩耗を低減しかつ前記ボール盤のスループットを改良するように正確に制御されることが可能であり、少なくとも縦方向に移動可能なスピンドルと、前記スピンドルに取外し可能に装着されたドリル工具とを含み、前記スピンドルは前記ドリル工具の回転が錐揉みを行なうことを引き起こすように適合され、さらに前記スピンドル下に位置決めされた作業台を含み、前記作業台はその上に工作物を装着するように適合され、前記作業台は前記工作物を前記スピンドル下の所望される場所に位置決めするように水平面で少なくとも一方向に移動可能であり、さらに頂上面を有するバックアップ材を含み、前記バックアップは前記頂上面が上方へ前記スピンドルの方へ向いた状態で前記作業台の頂部に装着され、そのため前記作業台に装着された工作物は前記バックアップ材の前記頂上面と直接接触して位置決めされ、さらに前記バックアップ材の前記頂上面の縦位置を検知するためのバックアップ材センサ装置と、前記バックアップ材の前記頂上面の縦位置に関して前記バックアップ材センサによって検知されるデータをストアするための記憶装置と、前記ドリル工具の縦位置を検知するためのドリル工具センサ装置と、ドリルストロークの間前記スピンドルの縦変位を制御するための手段とを含み、前記制御手段はドリルストロークの下限で前記工具先端に対する絶対的縦位置を定めるために、かつ前記工具先端が前記下限に達したとき前記ドリルストロークを終了させるために適合され、前記絶対的縦位置は、前記記憶装置中のバックアップ材頂上面の縦位置に関するデータを使用して定められその結果、前記下限は少なくとも前記バックアップ材の頂上面の縦位置と同じ深さであり、前記制御手段はドリルの前記バックアップ材への貫通を最小限にし、一方同時に前記ドリル工具が前記工作物を完全に貫通錐揉みしたことを保証する、ボール盤。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-041112
  • 特開昭63-064750

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