特許
J-GLOBAL ID:200903097865359674

円柱体表層部の超音波探傷用探触子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113127
公開番号(公開出願番号):特開平5-288734
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 圧延ロール、ローラ等の金属の円柱体の表層部に存在するクラックや傷等の欠陥を超音波により自動的に探傷する際に、良好な検出精度を得ることができる探触子を提供する。【構成】 探触子の超音波の中心ビーム入射点位置を発信方向側端部に設定し、回転する円柱状被検体に接触媒質を介して探触子の入射点にて接触させ、かつ回転方向と逆の方向に表面波を伝播させることにより欠陥を検出する場合に、探触子として前方(超音波発信方向側)の下部に、板状体を接触媒質の膜側にわずかに突出するように設置したものを使用することにより、接触媒質の膜が安定して得られるとともに超音波発信方向側への接触媒質の膜の膨出を抑制することができ、これにより伝播方向側からの情報を精度良く検出する。
請求項(抜粋):
回転する円柱体の表面に、接触媒質の膜を介して表面波探触子を円柱体の回転軸方向に線状若しくはこれに近い帯状に接触させ、前記表面波探触子から円柱体回転方向の逆方向に向かって超音波を伝播させるとともに、表面波伝播領域における円柱体表面には接触媒質の膜が形成されないようにして、円柱体表層部に存在する欠陥を検出する円柱体表層部の超音波探傷方法に使用する探触子であって、前記探触子の前面下部に、板状体が前記接触媒質の膜側にわずかに突出するように設置されてなることを特徴とする探触子。
IPC (2件):
G01N 29/24 ,  G01N 29/28
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-141555

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