特許
J-GLOBAL ID:200903097868773994

圧力変動吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-188546
公開番号(公開出願番号):特開平9-014563
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 ガス中のミストの付着によるフロートの上下動作への悪影響を低減する。【構成】 フロート220はケース210内に収容され、上流側と下流側との差圧に応じて上下移動を行う。一定差圧以下のときはフロート220は浮上せず、ケース210の排出口212は遮断される。差圧増大により上流側から導入口211を介してガスが流入してフロート220を押し上げ、排出口212を一部開口させて下流側に流出する。排出口212は一種の絞り機構として作用し、上流側の圧力変動を吸収して下流側への伝達を抑制する。フロート220の外周面とケース210の内周面との間には十分な隙間が設けられているため、ここにガス中のミストが相当量付着したとしてもフロート220の上下動に悪影響を与えることはない。フロート220は3本の案内用突条部214等によって案内されつつ上下動を行うため、横揺れのない安定した動作が可能である。
請求項(抜粋):
流体の流路中に設けられ、この流路中の流体の圧力変動を吸収する装置であって、底面部に上流側からの流体を導入するための導入口を有すると共に、側面部に前記導入口から導入された流体を下流側に排出するための排出口を有し、さらに内壁面には軸方向に複数の案内用突条部が形成された中空柱状のケースと、このケースの内部に収容され、流体流量の大小に対応した上流側と下流側との差圧によって自ら上下移動して前記排出口の流体通過断面積の大きさを変化させる柱状の可動部材であって、前記ケースの内壁面との間に十分な間隙を確保可能な大きさの外壁を有すると共に、前記複数の案内用突条部によって案内されて上下移動可能なフロートとを備えたことを特徴とする圧力変動吸収装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭31-002282

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