特許
J-GLOBAL ID:200903097873868740

スピニングリール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146442
公開番号(公開出願番号):特開平10-327719
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 逆転時の衝撃を和らげ、部品の耐久性の向上を図る。【解決手段】 リール本体の側面部にはビスを介してアームが揺動可能に設けられ、このアームの一端部側には第二歯車12が第一歯車9と噛合可能に設けられている。アームには円筒状のケーシング部11aが形成され、このケーシング部11aの内周面には複数個のくさび部が形成されている。この各くさび部にはそれぞれにボール20が収納されている。周方向に複数個配設されたボール20の内側にはカップ部材21が設けられ、このカップ部材21内には第二歯車12に一体形成された係合部12aが挿入されている。この係合部12aとボール20との間には適量のグリースが塗布され、第二歯車12の繰出し方向への回転に負荷が掛けられるように構成されている。ケーシング部11aと、ボール20と、カップ部材21とによって、一方向クラッチ22が構成されている。
請求項(抜粋):
リール本体と、このリール本体に往復移動可能に設けられ、釣糸を捲着するスプールと、上記リール本体に回転可能に設けられた回転枠と、この回転枠又は該回転枠の駆動系に設けられ、該回転枠の釣糸繰出し方向への回転を規制する回転規制部材と、この回転規制部材を上記回転枠の釣糸繰出し方向への回転可能状態と回転規制状態とで切換えを行なう操作部材とを有するスピニングリールにおいて、上記回転枠の回転軸と同心状に設けられるとともに、上記回転枠と共に回転する第一歯車と、この第一歯車に係脱可能に設けられた第二歯車と、上記回転枠の釣糸繰出し方向への回転時に上記第二歯車の回転に抵抗を与える抵抗部材と、上記第二歯車と同心状に設けられるとともに、上記回転枠の釣糸巻取り方向への回転時に、抵抗部材の機能を規制する一方向クラッチとを備え、上記第二歯車は、上記回転規制状態時に上記第一歯車に噛合され、上記回転可能状態時に上記第一歯車から離脱されるように上記操作部材により操作されることを特徴とするスピニングリール。

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