特許
J-GLOBAL ID:200903097881535768

水力発電装置を備えた魚道設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-102565
公開番号(公開出願番号):特開2000-290980
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 ダムに設ける魚道装置に水力発電装置を併設して相乗効果のある魚道設備とする。【解決手段】 ダム1の下流側壁に隣接して上流側と下流側の2点間に複数の水槽ブロック11を積み重ね、この間に傾斜水路12を架設して上面視回廊状の登降水路13を形成し、回廊状の中心部に筒状の鉛直主柱23を立設して傾斜水路12を支持する。また、鉛直主柱23の最下端に水力発電機29を設置し、水力発電機29の放水路を魚道水路の魚道入口35に向けて施設する。ダム1の貯溜水を登降水路13及び鉛直主柱23に流入させ、水力発電機29を通過した流水を魚道入口35に放流させ呼び水として利用する。狭いスペースで魚道装置2と水力発電装置15が併設でき、2系統の複合構築により剛性を大きくし、登降水路13の高さが水力発電の有効水頭となり、水力発電装置15の放流水が魚道の呼び水となる。
請求項(抜粋):
低落差河川横断構造物の下流側壁に隣接して、上面視回廊状の登降水路を設けると共に、回廊状の中心部に筒状の鉛直主柱を立設して前記登降水路と前記鉛直主柱とを複数の支持部材により連結し、前記鉛直主柱の下部に水力発電機を設け、前記低落差河川横断構造物の貯水池から取水した流水を前記登降水路及び前記鉛直主柱に流入させるようにしたことを特徴とする水力発電装置を備えた魚道設備。
IPC (2件):
E02B 8/08 ,  E02B 9/04
FI (2件):
E02B 8/08 ,  E02B 9/04 Z

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