特許
J-GLOBAL ID:200903097881711183
ヒドロキシル化ポリフエニレンエーテルの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 隆也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280055
公開番号(公開出願番号):特開平5-117387
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【構成】 ポリフェニレンエーテルとポリエポキシ化合物(例えば、1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル)とを反応させて分子内にアルコール性水酸基を複数有するヒドロキシル化ポリフェニレンエーテルを製造する。【効果】 実施例に示したように、本発明によればヒドロキシル化ポリフェニレンエーテルを高収率に製造できる。このものは更に、カルボキシル基を有するポリプロピレンと容易に、共重合させることができる。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(ここで、Q1 は各々、ハロゲン原子、炭素数1〜12の第1級又は第2級アルキル基、炭素数6〜12のフェニル基、炭素数1〜12のアミノアルキル基、炭素数1〜12の炭化水素オキシ基、又は炭素数1〜12のハロ炭化水素オキシ基を表す。Q2 は各々、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12の第1級もしくは第2級アルキル基、炭素数6〜12のフェニル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12の炭化水素オキシ基、または炭素数1〜12のハロ炭化水素オキシ基を表す。nは10〜500の数を表す。)で示されるポリフェニレンエーテルと、一般式(II)【化2】(ここで、Rは、二価の基であり、炭素数1〜12の炭化水素基、炭素数1〜12の炭化水素オキシ基、炭素数6〜18の芳香族オキシ基、炭素数6〜32の炭化水素/芳香族オキシ基、炭素数3〜12のアルキル置換のアミノ基であり、さらに他のエポキシ基、水酸基、アルコキシシリル基、シロキサンを含んでいてもいなくてもよい。)で示されるポリエポキシ化合物を非水有機溶媒中で反応させて一般式(III)【化3】(ここで、Q1 、Q2 、nおよびRは前記式(I)および(II)と同一のものを表す。)で表される分子鎖中間部に複数の水酸基を持つヒドロキシル化ポリフェニレンエーテルを製造する方法。
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