特許
J-GLOBAL ID:200903097885124614

キャッシュ・コヒ-レンシを維持する方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026643
公開番号(公開出願番号):特開平11-272557
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】マルチプロセッサ・コンピュータ・システムにおいてキャッシュ・コヒーレンシを維持する改良された方法を提供する。【解決手段】キャッシュ・コヒーレンシ・プロトコルは、変更された値をシステム・メモリに書き戻す責任を追跡するために「タグ付き」コヒーレンシ状態を使用して、それをシステム・メモリに直ちに書き戻すことなくその値の介入を可能にし、従って、メモリ帯域幅を増加させる。タグ付き状態は、変更された値を最も最近ロードされたキャッシュ・ラインに割り当てられる時、キャッシュ間で(水平に)移行可能である。更に、タグ付き状態に関する履歴状態が使用可能である。本発明は、クラスタ化された処理ユニットを有するマルチプロセッサ・コンピュータ・システムにも適用可能であり、その場合、タグ付き状態は、別々の処理ユニット・クラスタをサポートするキャッシュの各グループにおけるキャッシュ・ラインの1つに適用される。
請求項(抜粋):
各々が少なくとも1つのキャッシュを持った複数の処理ユニットを有するマルチプロセッサ・コンピュータ・システムにおいてキャッシュ・コヒーレンシを維持する方法にして、第1処理ユニットをサポートする第1キャッシュ及び第2処理ユニットをサポートする第2キャッシュにそれぞれ設けられた第1キャッシュ・ブロック及び第2キャッシュ・ブロックにメモリ・ブロックと関連したの値をコピーするステップと、前記第1キャッシュ・ブロックが前記値の共用コピーを含み且つ前記値を排他的にソース化するであろうということを表す第1コヒーレンシ状態を前記第1キャッシュ・ブロックに割り当てるステップと、前記第2キャッシュ・ブロックが前記値の共用コピーを含み且つ前記メモリ・ブロックを権利主張するために如何なるコンフリクトするリクエストよりも上の衝突優先順位を有するということを表す第2コヒーレンシ状態を前記第2キャッシュ・ブロックに割り当てるステップと、を含む方法。
IPC (2件):
G06F 12/08 310 ,  G06F 12/08
FI (2件):
G06F 12/08 310 B ,  G06F 12/08 F
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る